蔵王連峰・中丸山コース約1650m付近の登山道上である。大きな落し物とは、熊の糞である。このコースは何回も歩いているが、熊の糞を見たのは今日が始めてである。しかもこの標高で。
この時期、熊は食べ物を求めて山麓に下っているものとばかり思い込んでいた。「こんな高いところに熊はいないだろう。」「標高を上げれば熊にあう心配はないだろう。」この時期は、そう思い込んで山を歩いていた。がしかし、そうではなかった。
熊の糞は、ほとんどが草の繊維であった。ツキノワグマは草食であるから当然である。山は、雪が消えたところから春が始まる。この時期、標高が高くこれまで残雪があったところほど、雪解け後の新芽や若葉など熊が食するのに適した地帯なのだろう。
下山後にパトロール隊長に伝えると、「この時期、熊っ子も食べるものがなくて大変だな。」との事。熊が畑を荒らすと言う話はそう頻繁ではないが、この時期、作物の収穫時期を迎える山麓に熊が下っているとばかり思っていた。いやいや、そうではなく標高の高いところを行動しているようだ。認識を新たにしなければ。
これで、また、山での心配事が一つ増えた。
この時期、熊は食べ物を求めて山麓に下っているものとばかり思い込んでいた。「こんな高いところに熊はいないだろう。」「標高を上げれば熊にあう心配はないだろう。」この時期は、そう思い込んで山を歩いていた。がしかし、そうではなかった。
熊の糞は、ほとんどが草の繊維であった。ツキノワグマは草食であるから当然である。山は、雪が消えたところから春が始まる。この時期、標高が高くこれまで残雪があったところほど、雪解け後の新芽や若葉など熊が食するのに適した地帯なのだろう。
下山後にパトロール隊長に伝えると、「この時期、熊っ子も食べるものがなくて大変だな。」との事。熊が畑を荒らすと言う話はそう頻繁ではないが、この時期、作物の収穫時期を迎える山麓に熊が下っているとばかり思っていた。いやいや、そうではなく標高の高いところを行動しているようだ。認識を新たにしなければ。
これで、また、山での心配事が一つ増えた。