■工事の内容:マンションの屋外廊下に設置の 床暖房機能付き ガス給湯器GTH-2413AWXHから、GTH-2444SAWX6H-BLへ交換しました。
福岡 ガス給湯器のメンテナンス会社(西部ガスリビング指定販売店) 博多の建築士三兄弟
今回は、給湯暖房用熱源機(床暖房付きのガス給湯器)の交換を行います。
■ご相談の内容: 以前、ビルトインガスコンロをご購入いただいたお客様から、連絡をいただきました。
お客様より『シャワーを浴びていると、ぬるいお湯に変わることがあります。』
『一度、見てもらえますか?お願いします。』
ご連絡ありがとうございます。 急いでお伺いします!
■福岡市南区横手
前回のビルトインガスコンロの工事から1年ぶりにお伺いしました。
また呼んでいただけたことを嬉しく思います。 長いお付き合いができたら良いな~
そんな気持ちを抱きながら、お伺いしました。
まずは、お客様より現状でお困りの点や症状について、お話を伺いました。
↓玄関の横にあるガス給湯器本体の状態を確認します。 外観の問題はなさそうです。
↓前面のシールを見ると、型番や、設置経過年数が分かります。
ノーリツ製 フルオート 型式:GTH-2413AWXH 製造:2000年11月
既に、約14年経過しています。 (設計上の標準使用期間10年を超えてご使用です。)
↓参考に、製造年月の確認方法
↓給湯器の状態を確認するには、給湯器を実際に触れて見るのが一番です。
↓配管スペースの水漏れはありません。
↓床暖房の配管も問題ありません。
↓配管類も確認しましたが、特に問題はありません。
↓給湯器の蓋を外して内部の確認をします。 熱源機に変色がありますが問題はありません。
↓この給湯器には、2台の熱源機があります。
↓排気口を覗くと、内部の状態が確認できます。 結露による錆が見られます。
↓排気口付近で白い粉のようなものが発生している場合、内部の銅が劣化していることがあります。
錆びてはいますが、大きな問題ではありません。
↓リモコンにエラーコードは出ていませんが、電装基盤の故障が疑われます。
設置から10年以内の商品であれば、製造メーカーの技術者にメンテナンスを依頼しますが、約14年使用しているので交換を検討したほうがよさそうです。 電装基盤の交換は、数万円かかるようです。
↓次に、屋内の設備を確認します。 浴槽内の循環アダプターは問題無いようです。
清掃すれば、このまま使用できます。 (商品によっては交換をお勧めすることがあります。)
↓既設の循環アダプターを再利用するかの判断材料
無極性:2本の循環パイプの「行く」「戻る」の接続は、どちらでもよい場合。
↓
※極性あり:「行く」「戻る」の決められたパイプを接続する必要がある。
※※上記は、ノーリツ製給湯器の循環アダプターについてです。※※
↓浴室のリモコン 正常に動作しています。 浴室リモコンは、給湯器と一緒の交換が必要です。
↓台所のリモコン 正常に動作しています。 台所リモコンは、給湯器と一緒の交換が必要です。
↓床暖房リモコン 正常に動作しています。 交換後も使用できるので、このままの使用をおススメします。
↓診断のまとめ 今回のシステムの全体イメージです。
↓当初、【フルオート】でのご提案をしましたが、予算等も考慮して【オート】へ変更しました。
↓ガス給湯器のフルオートと、オートの違い!
ご提案と共に、お見積書をご提出しました。
少しご検討いただいた後に、ご注文をいただきました。
■重要■
今回は、完全に故障する前でのご注文でしたが、特殊な商品のため納期が14日ほどかかりました。
大変ご不便をおかけしました。
納期は、メーカーの在庫の状態により長く時間がかかるようです。
特殊な給湯器をお使いの場合、故障する前に診断を受けておくことをお勧めします。
↓ありがとうございます! それでは、工事を開始します。
↓撤去工事を開始します。 安全のために、電源から外します。(電気工事士の免許 必要)
↓ケーブル工事 床暖房のリモコンケーブルを外します。 2系統
↓ケーブルは、電源・アース、マルチリモコン2系統、床暖房リモコン2系統です。
↓配管の撤去工事 床暖房に流れている充填水が逆流しないように、暖房元栓を閉じます。
↓ガスの元栓・給水の元栓を閉じてから撤去工事を進めます。
↓配管の撤去 給水給湯管は、ステンレス製のフレキパイプが使用されています。
↓ガス管を撤去しています。 (ガスの免許 必要)
↓4か所のボルトを外すと取り外しができます。 ふたりでやっと運べる重さです。 腰が痛い・・・
↓配管のパッキンは、十数年で劣化するので、ゴムパッキンの取り替えが必要です。
↓新しい給湯器を下から見た様子です。 多くの配管が集まっています。
↓新しい給湯器の部品です。
↓精密に良くできています。 品質と、施工性がとても良い部品です。
↓ふろ継手を差し込んで、クリップを止める。
↓本体設置の前に、部品をすべて接続してしまいます。
↓新しい給湯器を設置しました。 明るい乳白色に変わりました。
↓給湯器の本体重量を調べると、38kgありました。 重たい・・・
しっかりと固定します。
↓給湯器の内部は、ピカピカです♪
↓床暖房の配管を、クリップで固定します。
↓床暖房のリモコンケーブルを接続 2系統
↓マルチリモコン用のケーブルも接続 2系統
↓給水・給湯の保温管
↓全ての配管を接続して、保温しました。 保温管は、隙間の無いように施工します。
↓工事の最終段階で、電源を接続します。 (電気工事士免許 必要)
↓浴室リモコンを設定しました。 ブラックのバックパネル
四隅には、水がかかるので防水シーリングを充填します。
RC-9101S
↓台所リモコンを設置しました。 ホワイトのバックライト
RC-9112M-1
素朴な疑問:バックの色がなぜ違うのか?
カタログで確認すると、、、
浴室リモコン:湯気の中でも視認性を良くするため、バックパネルに文字を蛍光管表示させている。
台所リモコン:モダン調の壁と調和するようにホワイトバックライト液晶を使用している。
製造メーカーは、良く研究してくれています。ありがたい。
↓床暖房リモコンは、そのまま再利用します。 (ご希望により、新しいリモコンに変更することもできます。)
↓専用の床暖房用リモコンは、こちら! RC-D812C N30 詳しくは、ご相談を!
↓運転試験: 最初に給湯器の内部に水を充填させてから、点火試験を行います。
↓自動湯はり試験完了!
すべての工事・すべての試験が終了しました。
↓最後に、後片付け。 共用部の廊下が水で汚れてしまったので、キレイにお掃除します。
ここまで、ご覧いただきありがとうございます。
↓今回採用した商品は、ノーリツ製のGTHシリーズ(ガス温水暖房付ふろ給湯器)
↓今回採用した、リモコン マルチリモコン・標準タイプ RC-9112-1マルチセット
(↑この商品は、ブザーでの呼び出しが出来ます。)
(この他、上位機種に台所と浴室で通話ができるリモコンもあります。)インターフォン付→RC-9112P-1マルチセット
これで、工事の報告は完了です。
工事は、3時間ほどかかりました。
長い期間お待たせしました。ありがとうございます。
■お客様の声 (奥様よりお言葉をいただきました。)
『ありがとうございます。』
『以前、工事してもらったデリシアも大事に使っています。』
『デリシアに交換して、料理が楽しくなりました。』
こちらこそ、ありがとうございます。
喜んでいただけて嬉しく思います。 (私もガスコンロの デリシア使いたい・・・)憧れ
また、お困りのことがありましたらご連絡ください。
これからのメンテナンスもお任せください!
↓給湯器のことでお困りのことがありましたらご連絡ください。
まずは、無料診断にお申込みください。 ご連絡をお待ちいたします!
トライクルハウス株式会社 博多の建築士三兄弟
↓ホームページのリンク
https://tricyclehouse.co.jp/gaskigu.html
トライクルハウスの電話番号は 092-791-1801 お気軽にご相談ください。
※2016年 7月 1日 追記
浴室暖房乾燥機のブログを作成しました。 ご覧ください! ↓
http://blog.goo.ne.jp/tricyclehouse/e/486ab8330418e798d6cfdb60ac930dd8
給湯器の交換と同時に、浴室暖房乾燥機の交換もご検討ください。 別々の交換も可能です。