京都大学ロースクール(法科大学院)で授業をしてきました。
これから弁護士、検事、裁判官になるために司法試験を目指す学生に、刑事弁護実務を教える授業です。
授業では、架空の事件を題材に、学生に模擬接見をしてもらい講評し、弁護実務が刑事訴訟法上どのように位置づけられているのか、
実際の接見ではどのような点に気を付けるべきか、警察や検察にどのように対峙するべきかなどを話してきました。
授業の中では、2010年に大阪府警で問題となった、警部補の脅迫取調べの音声も聞いてもらい、
こういう取調べに、弁護人はどう対処すべきか?ということも学生と一緒に議論してきました。
その音声が、Youtubeにアップされています。
何度聞いてもすごい取調べです。 気分悪くなるので視聴は要注意です (>_<)
「大阪府警 東警察 警部補が恫喝!!?」
授業に学生たちにも早く合格してもらって、一緒に戦っていきたいと思います。
ところで、私が入学したのは、なんと! もう30年前!
30年前の今ごろは、共通一次試験に向けて必死で勉強していたのですね。
せっかくなので少し早めに大学に行き、学食で昼食を取ってきました。
大学に戻ると、その当時のことがいろいろと思い出されます。
大学生のころは遊んでばかりいたので、もっと勉強しておけばよかったなぁなどと、たくさん後悔することも思い浮かんできます。
大学の正門のところにこんな立て看板が!
京大らしい!
私が通学していたころは、まだバリストがあって休講になったり、東一条通りから公安警察がカメラを構えていたりしていましたが、
今もこういう看板があるところがいいですね。