今日は、祇園祭の山鉾巡行・・・・ですが、
私は、法テラス京都での法律相談担当ということで、長刀鉾の出発だけを見て、交通規制が始まる前に三条河原町の法テラス京都へ。
こんな日に相談に来る人がいるのかなと思いきや、予約は満員
お祭りどころではない人もたくさんいるようです。
さて、法律相談が終わって出てきたところ、河原町御池の交差点でちょうど、
船鉾の辻回しが終わって西に向かって進むところでした。
船鉾に、山が続くのですが、巡行の時に飾られる人形がおもしろい!
これは、「浄妙山」
平家物語の宇治川の合戦の一場面だそうです。
三井寺の僧兵筒井浄妙が橋桁を渡り一番乗りをしようとすると、一来法師がその頭上を飛び越え「悪しゅう候、御免あれ」と前に進み出て、先陣をとってしまったという故事に由来するそうです。
人形は一来法師が、僧兵浄妙の頭上を飛び越える一瞬! 宙を飛んでいます。
平家物語にそんな場面があるのですね。
中学生の時に国語で習ったところしか知りません。
こっちはもっとわかりやすい故事。
五条大橋の上の牛若丸と弁慶です。
「橋弁慶山」です。
京都で生まれ育ちましたが、山鉾巡行をきちんと見たことは一度もありません。
こうして、何かの通りがかりに見るばかり。
山にこんなに物語があったとは!