人類滅亡まであと○○日

小学生の頃、ノストラダムスの大予言ってのが流行って
1999年の7月に空から大王が降ってきてみんな死んじゃうんだって！
と聞いたとき、恐ろしくて仕方がなかった
1999年なんてまだ30代じゃん！どうすんのよって

とはいえ、子供なんでそんなことはすぐ忘れてさ
けど、やはり1999年が近づいてくると、
その話が蒸し返されてたね
子供の頃と違って、あーそうですか、どうぞどうぞって
正直、人類なんか滅亡しちゃえばいいのにって本気で思ってた

人間嫌いだし、いつも誰かしらにいじめられるしさ
生涯こんな感じなんだろうな、自分
自殺はしたくないけど、みんな一緒に滅亡するなら
大歓迎みたいな気持ちでいた
実際、何も起こらなかったけどね

とはいえ、カウントダウンで、あと何日ってわかってたら
また違うんだろうなとも思う
死ぬ日がわかるなら思いっきり好きなことするかな
それも、病気で死ぬのなら体が言うこと聞かなくて楽しくないだろうけど
健康なまま、その日までと言うなら
何するかな～。やっぱダラダラして終わりだろうな
死んだ気になったら何でも出来るとか言うけど
やっぱ根性が必要かな

ちょっと、宇宙戦艦ヤマトを見たくなった
地球を救うために宇宙に向かった若者たちをさ
当時、その若者より若かったんだよな、私
今みたいにレコーダーもビデオもなかったんで
テレビからカセットテープで音声を録音してたんだよね
不便だったけど、懐かしいな～