尋問
カバルは南極へ移動
ゴンザレスはマヤ離脱文明へ
スフィアの介入
尋問
コーリーは、ラングラーから
SSPの信頼を無くした、と言われた。
出来の悪い情報員や、やるべき事をやらない奴には、
オレが登場して説教をする事になっている、
信頼を取り戻す為には、化学薬品による尋問をして、
結果報告を行う、と言った。
もう1つの化学薬品による取り調べで、
裏切りがあったのか、無かったのか、
彼らは実際にどれ位の情報をリークしたか、
調べられた。
使用された化学薬品は最悪で、
焼けるような薬品だった。
前回のそれとは違うモノで、
酷く焼けて、アッツ、アッと叫んだ。
様々な質問を浴びせて来たが、
1番のストレスはラングラーの一方的な軽蔑だった。
「這いつくばってゴンザレスが地面に落とした成果を
拾い上げろ」と言われた。
20&バックによる視力の低下や、神経、
これから抱える様々な問題の不自由や、
物質的支援を何とかする、
又、コーリーと番組司会のデイビッドの
自宅にビームが向けられ、脅迫されていた件も
(寝室に照準を合わせて、寝てる間に能力に干渉して、
考えを植え付ける)それらを何とかするから、
地上の彼らのスパイになる決断をするよう、
最終通告を受けた。
返事の期限は1週間だった。
デイビッドが、どうして
技術と開示をもたす意図のある
SSPのメンバーがこんな酷い事をするのか、
と尋ねたら、コーリーは、彼らは
そもそもカバールのプログラムを抜けた人、
元々壊れた人間だから、彼らの手足になるよう、
威嚇と強制を繰り返す、と答えた。
カバルは南極へ移動
ディビッドは、ネット上で、
南極移動の情報が出回り始めていると言った。
ブラジルやアルゼンチンの地下基地からも
カバールが生活必需品を移動していると言う。
元レーガン家で働いていたインサイダーのブルースは
北米や欧州からもカバルは、
南極に移住していると言った。
ピート・ピーターソンも同じ事を言っていて、
カバルの上級幹部の資産や個人所有物、
家族、スタッフなど大量輸送していると言う。
彼らは地球から脱出できなくなった為、
交渉に絶対応じないカバルは
南極に潜伏するつもりだと言う。
ゴンザレスはマヤ離脱文明へ
カーリーとのテレパシーで、
ゴンザレスはインナーアースで、
木製の軌道上にあるステーションや、土星の基地、
金星の前哨基地にも連れて行ってもらっていたと言う。
金星の前哨基地はSSPの組織は
完全に飛行禁止だった為、
アンシャールのバスに乗っていた。
そこには稼働中の前哨基地があって、
ホログラムに隠された地中の洞窟には、
イースター島のモアイ像のような
4〜4・6mの宇宙人がいたと言う。
ここでもゴンザレスは謙虚さが足りないと
基地に入らせてもらえなかったようだった。
ゴンザレスはアンシャールの都市、
カイパーベルトに送り返され、
マヤの離脱文明グループからヒーリングを受ける為に離れるまで
カイパーベルトに滞在すると言う。
スフィアの介入
最終通告の返事の期限が明日に迫っていた。
コーリーは部屋で座っていた。
突然、青い球体が現れた。
ジグザグに部屋を飛び回り、
他の球体も全部揃って、
ロー・ティア・エーが現れた。
ロー・ティア・エーは、ゴンザレスを通して、
SSPに、要求を断り、
2度とコーリーを迎えに来てはならない、と
メッセージを送った、と言った。
ゴンザレスはラングラーに伝えたので、
地底のカーリーにもこの件を話すように託した。
ドラコグループと重要会議も行われなくなった。
その後、カーリーとエーテエイック会議をして、
ディビッド、Wが、ラングラーに、
今回の事件で、自分が用事を怠っている間に、
コーリーが誘拐され、尋問を受けた事件で、
代わりに私を連れて行ってくれ、
と頼んでいた事や、
もうラングラーに付き纏われることは無くなって
本当に良かった、
窮地を脱して、本当に神様に感謝していると話した事など
コンストラット会議で話した。