このブログでは株でゆっくり小金持ちになる方法をお伝えしています。
今日は複利の力を最大限活かす方法についてお伝えします。
1970年代のゆうちょ銀行の年利は7%でした。この利率は10年で元本が2倍になる数字です。
100万円が10年で200万円、1000万円なら10年で2000万円になったわけです。
しかし現在のゆうちょ銀行の金利は0.001%です。これではほとんど意味がありません。
ところで今でもかつての日本のように年利7%で成長しているところはあるのでしょうか。
あります。アメリカです。それもアメリカの主要企業500社です。
このアメリカの主要企業500社をS&P500と呼びます。
S&P500とは、スタンダード&プアーズというアメリカの格付け会社が選んだ500社のことを指します。
私はこのS&P500とはスーパーサイヤ人が500人いるようなものだと思っています。アマゾンやグーグルといったモンスター企業の詰め合わせであり、株価は上がり続けています。
この500社だけで、アメリカの株式市場の時価総額の80%をカバーしています。つまりS&P500に投資するということは、アメリカ全体に投資するのと同じなのです。
しかも毎年選抜があり、業績が下がればすぐに入れ替えられてしまいます。
日本は一度上場すれば入れ替えられることがありません。それでは株価は上がりません。
アメリカの株式市場全体を見ても、この200年あまり年利6〜7%で推移してきました。
今後も手堅く見積もっても4〜5%で推移するだろうと言われています。もちろんこれからのことは推測に過ぎないのですが。
でも考えてみてください。この10年、アメリカではアマゾンやグーグルといったハイテク分野が急成長しました。
次の10年は地球を飛び出して宇宙開発が進むと言われています。もちろん人工知能やナノテクノロジーといった科学技術はさらに進歩するでしょう。
S&P500に投資すればそうしたアメリカの経済成長の果実をもれなく享受できるのです。
成長している国や会社に投資しなければ利子はつきません。そのためS&P500に投資して配当金を再投資するのがもっとも複利を効かせる方法といえます。
日本人なんだから日本企業に投資すればいいだろう。そういう考えは一度捨てていただいた方がいいと思います。
日本は今後も人口が減り続けます。それに対してアメリカは先進国では唯一人口が増え続けています。また金融法制も整備され、国が一体となり経済成長を後押しする風土があります。
明日はどうすればS&P500に投資できるのかをお伝えします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます