数年前、フランスのトマ・ピケティという経済学者が、
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という法則が成り立つことを証明しました。rとは投資の利回り、gとは賃金の伸び率です。
つまり、私たちの給料の上がり方より、投資家が投資によって得るリターンの増え方のほうが大きいのです。
その結果、何もしなければ私たち労働者と投資家の格差はどんどん広がっていきます。これが資本主義の現実です。
では、どうしたらいいのでしょうか。
答えは簡単です。私たち労働者は働いて得たお金の一部を投資に回すことで、私たち自身が投資家の側に回っていけばいいのです。
つまり私たち貧乏人こそ投資しなければ、いつまでたっても貧乏なままなのです。
ちょっと強い言い方になりますが、お金持ちを羨んでいる暇があるなら、私たち自身が投資家の側に回ることを考えるべきです。
幸い、現在の日本ではネット証券を使って誰でも簡単に低コストで投資できる環境が整っています。
またNISAなどの非課税制度によって国もそれを後押ししています。
これだけの環境が整った国で投資せず、貧乏のままでいるなら、それはもう自己責任と言われても仕方ないと思います。これはとくに若い人に伝えたいです。
では何にどう投資したらいいのでしょうか。
それはこのブログでも、いろいろな書籍や動画でも繰り返し発信されています。
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