午前から夕方にかけて、ソエルのレッスンを4つ受けましたが、ちょっと感じたことを書きます。
まず、体の調子は絶好調で、僧帽筋の感覚が上がりました。神経開通です。まだ片側一車線通行みたいなものです。おそらくもっと開通すると思います。最後は高速道路です。
僧帽筋だけではありません。体の多くの場所が色々なメッセージを出してきます。後はそれに応えて自主練です。一方的にレッスンを受けるだけでなく、受けた結果を自主練に生かさないともったいないし、身につきません。言い換えると、小脳に暗記させるまでやり込みます。道のりの遠さを感じます。
ところで、コロナ渦で多くの人が職を失いました。接客を含む特殊技能者であるヨガインストラクターも同様です。ソエルはシステム的にインストが自宅からレッスンを配信します。インストは余っている状況なので、ソエルはインストに仕事を回すシステムでもある訳です。
しかしながら、この世界も甘いものではありません。資本主義経済下において、事業はボランティアではないのです。非情なビジネスの世界です。ソエルの世界を見て、その厳しさを痛感しました。ユーザーはかなりの料金をソエルに支払います。そこそこインストには報酬が出ます。かなり酷い中抜きがされています。インターフェイスを作り、維持するだけなので、本質的には出会い系アプリと同じです。直感的に「正当な中抜き」とはとても思えません。
まずは、軽く一点指摘しておきます。それはソエルのキャンペーンのジグザグぶりです。検索していただけたら判ると思いますが、キャンペーンの内容を頻繁に変更しています。今後もキャンペーン内容変更による集客、というモデルは変わらず、延々と繰り返すしかない状態です。昔からのユーザーへのリスペクトに欠けていますね。沼です。
さて、データを示せないのが難点ですが、特筆すべき点があります。それは、ユーザーからのコメントです。コメントはレッスンに対して付くのではなく、インストに付きます。ここがポイントです。
要は、インストの淘汰作用がある訳です。淘汰される寸前のインストは配信時間の条件が良い時間帯に回されます。これが最期の試練になります。この試練を生き抜けず、悪いコメントが出揃ったらfireです。
人気のあるインストは、少々時間帯が変わったくらいでは固定客は離れません。コマ給は低いですが、安定します。
では、ソエルは悪徳企業なのかと問われたら、どう答えますか。私なら「いや、普通の企業だよ」と答えます。そもそも企業とはそのような存在だからです。社会的貢献を謳い、実行している企業もありますが、それは節税であったり、企業イメージアップであったりと必ず別の本質が付随しています。人件費を抑え、固定費を抑え、利潤を最大化するのが企業です。だから、ソエルは悪徳企業ではなく、単なる企業です。パソナもそうです。中抜きの率がどれだけ高かろうと、それは程度問題であって、企業の本質は変わりません。甘い企業はとっくに潰れています。
私が最終的に言いたいことは次の内容です。大阪府市は、資格を持ちながら様々な制約のために働くことのできない看護師や保健師を必要な部署にマッチングさせる責任を果たしていません。言い方は変ですが、企業ですらこれくらいのことはできるのです。何故府市にはできないのでしょうか。企業に替わりにさせろと言っているわけではありません。その真逆です。利潤目的である企業には出来ない事を地方自治体は責任を持って実行しなければならないのです。多くの悲劇は避けられた悲劇だったと思います。ここで吠えても仕方がないのですが、ソエルのレッスンを受けて、一番印象に残ったのが上記の事柄でした。
さて、次はどのレッスンにしようかな。