平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

8月3日~8月9日

2014-08-04 13:40:34 | 地元紙の見出しから

8月9日(土)宮古毎日新聞
【ジュネーブ時事】エボラ(出血)熱「緊急事態」宣言 世界的感染拡大を機械
【ネビドー時事】「南・東シナ海」で中国けん制 ASEAN外相会議 ミャンマー
【北京時事】南沙諸島、灯台建設へ 中国、実行支配を強化
きょう、長崎の日 平和宣言 集団的自衛権に言及 69回目、参列国最多見込む
(安倍晋三)首相原爆忌あいさつが波紋 ネット上で前年酷似と指摘

8月8日(金)宮古毎日新聞
仲井真(弘多)知事が3選出馬表明 県政の継続を訴え (沖縄)県知事選 保守分裂の選挙へ
イージス艦2隻を建造(一隻約1500億円) ミサイル防衛強化目指す 防衛省
(オバマ)米大統領、ロシアへの圧力継続 報復措置決定受け
北朝鮮 訪ロちらつかせ揺さぶり 金(正恩)第1書記、訪中受け入れ迫る

8月7日(木)宮古毎日新聞
未来志向の対話訴え 69回目広島原爆の日 「平和国家の道を」 広島
記憶風化させない 雨の中祈り絶えず 広島

中国公船3隻が一時領海侵入 7月以来、今年18回目
野党幹部「朝日の罪大きい」 元記者の国会招致要求(日本軍慰安婦強制連行の記事の一部撤回について)
「南シナ海」「北朝鮮」が焦点 あすからASEAN関連会議

(沖縄県)知事選出馬、首相に伝達 仲井真氏 きょう正式表明
3000億円規模要望 知事
「辺野古推進」撤回を 民主沖縄、党本部に要請

8月6日(水)宮古毎日新聞
きょう広島原爆の日 69回目、未来志向の対話訴え
14年度防衛白書 防空識別圏の撤回要求 中国の活動拡大非難
○[解説]中国警戒前面に 日本の安全保障環境より深刻化 防衛白書
【エルサレム時事】イスラエル ガザから全面撤退 停戦発効、戦闘終結で重要局面
住民との信頼関係強化 石岡(顕一郎航空自衛隊宮古島分屯地司令・第53警戒隊長)が着任あいさつ 分屯基地

8月5日(火)宮古毎日新聞
とくななし

8月4日(月)宮古毎日新聞(休刊)

8月3日(日)宮古毎日新聞
【エルサレム時事】兵士拉致受け攻撃強化か パレスチナ移築ガザ イスラエル治安機関
【ワシントン時事】親ロ派支援強化「深い懸念」 米大統領


死んでもかまわん

2014-08-04 12:54:21 | インポート

辺野古「殺人鉄板」 直ちに撤去し人命守れ

 2014年7月31日  琉球新報・社説
写真: 尖った鉄パッド FaceBookより

 国策に抵抗する者は負傷しても、死んでも構わないというのか。県民の生命を差し置いても普天間飛行場の辺野古移設を強行しようとする政府の手法に怒りを覚える。

 沖縄防衛局がキャンプ・シュワブのゲート前に三角形の突起が並んだ鉄板を設置した。移設に反対し、座り込みを続ける市民らは抗議行動の排除を狙ったものだとして反発している。
 防衛局はゲートに出入りする工事車両の「泥落とし」だと説明している。この説明を真に受ける県民はほとんどいないであろう。

 「泥落とし」が目的ならば、ゲートの内側に鉄板を据えればよいではないか。工事現場でタイヤや車体に付いた泥はその現場の出口で洗い流せば済む話だ。舗装された国道を長く通行してきて、ゲートに入る車両に多量の泥が付着するとは思えない。防衛局の説明は矛盾している。市民が指摘するように抗議行動の抑止が目的であることは明らかだ。
 市民と警察官のもみ合いが連日起きているゲート前に、鋭角の突起物が並んだ鉄板を設置することがどれほど危険か、防衛局の担当者が知らないはずはない。

 鉄板の上で激しく転倒すれば、骨折などの重傷を負う恐れがある。打ちどころが悪ければ生命にも関わるかもしれない。それを予期した上で鉄板を設置したのならば、あまりにも残酷だ。
 鉄板などの設置について防衛省の武田博史報道官は記者会見で「歩行者等の安全な横断を確保することなどを目的に、ゲートの整備を行っている」と述べた。だが、実態はまるで正反対だ。防衛局のやっているのは真逆のことだ。鉄板の設置は市民に危害を加える行為に他ならない。現場を訪れた弁護士は「鉄板の上で取り締まりがあれば必ずけが人が出る。殺人罪、少なくとも傷害罪の未必の故意になる」と明確に指摘している。

 米軍統治下の反戦・反基地運動のさなか、憲兵隊は銃剣を突き付けた。基地のない平和な島を希求する大衆運動に対する威嚇行為だった。その非人道的な行為が普天間の辺野古移設の名の下に再現された。これも安倍内閣の専横の表れだといえる。

 県内移設を拒む県民世論に支えられた抗議行動を敵視し、市民の生命を奪うような行為は断じて許されない。憲法が保障する「表現の自由」に照らしても「殺人鉄板」を直ちに撤去すべきだ。