平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

海を、人を

2013-03-17 19:37:04 | インポート

宜野座など3漁協、辺野古移設に反対

2013年3月17日 10時01分 沖縄タイムス
201303171  プラカードや大漁旗を掲げ、基地移設反対を訴える漁民ら=16日、宜野座村・宜野座漁港

 【宜野座】米軍普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古の南側海域で漁業権を共にする宜野座村、金武、石川の3漁協が16日、移設に反対する漁民大会を宜野座漁港で開いた。3漁協(正・准組合員数計316人)から集まった漁師ら約150人が「豊かな漁場を再生することはわれわれの使命」と訴え、新基地建設計画の即時中止などを求める大会決議を採択した。3漁協は近く、沖縄防衛局に直接、決議文を提出する方針。

 決議文は、(1)米軍普天間飛行場代替施設の建設計画の即時中止(2)米軍優位の不条理な日米地位協定の抜本的改定-を求めた。

 宜野座村漁協の城間盛春組合長は、3漁協の漁場となる「共同第7号」水域への影響について、沖縄防衛局が「(3漁協には)関係ない」と回答したことを問題視。「汚れは全部7号に流れてくる。何も関係ないと言われて黙っているわけにはいかない」と訴えた。宜野座漁協の理事、仲地譲さん(29)は移設計画に対し、「隣接する私たち漁民を無視した形で進んでいる」と批判。漁場は「生活の糧として大切に守ってきた。こんな横暴が許されて良い訳がない」と団結を呼び掛けた。

 大会では、金武漁協の許田正則組合長、石川漁協の若津武徳組合長らも登壇し、現状打開を訴えた。


3月17日~3月23日

2013-03-17 19:07:03 | 地元紙の見出しから

パフォーマンスとシグナル


 毎週リハビリに行く診療所でテレビをみて、その報道ぶりにいつも驚く。隣の国がいつ何をやってくるかわからんと危機感をあおる。核保有国と自称する北朝鮮もそれを使えばたちどころに体制が崩壊することを百も承知のパフォーマンス。このグローバル化した世界で、中国も貿易相手と戦争しても何の利益もない。ただ基地や武器を作ってひと儲けしようとする輩が一番怖い。

 離島の利便性、災害時のためと着工されて耐震バース,もちろんそれは結構だが、220メートルもあれば護衛艦も米艦船も接岸できる。また来年5月から琉球海運が台湾航路を計画しているという。宮古、石垣、与那国と新たに自衛隊が配備されれば、喉元にナイフを突きつけられた相手はいい気はしない。受け入れる台湾のシグナルだろう。(普)

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3月23日(土)宮古毎日新聞
政府 辺野古埋め立てを申請 普天間移設、仲井真(弘多沖縄県)知事の判断焦点
政府 反対派にらみ電撃申請 普天間移設、沖縄の反発増幅も

3月22日(金)宮古毎日新聞
オスプレイ5機が駐機 米軍岩国基地
【ワシントン時事】尖閣有事へ共同作戦計画 日米が本格検討開始へ
○【北京時事】習(近平)主席が外交デビュー きょう訪ロ、アフリカも
【エルサレム時事】米イスラエル首脳会議 イラン核への外交対処を確認 関係修復をアピール

3月21日(木)宮古毎日新聞
仮説電源盤がショートか 福島第1(原発)の設備停止 東電
(原子力規制委員会の外部専門家)検討会15人が資金受ける 原発関連から6830万円超

3月20日(水)宮古毎日新聞
仲井真(弘多沖縄県)知事、出席に否定的 主権回復式典
沖縄問題「着実の進展」 (安倍晋三)首相、初の政策協で決意
【ワシントン時事】米国 ゆがめられた情報 結論ありきのイラク戦
中国監視船3席、接続水域に 4日連続、尖閣沖

1,4号機プールで冷却再開 福島第1原発 原因は不明
規制委 大飯原発、9月まで運転可能に 新基準適合事前確認で 第2制御室など5年猶予

新ごみ焼却施設工事 入札参加は1社のみ (長濱政治)副市長 樹いい契約の理由を説明
 (宮古島市)市議会3月定例会一般質問
空港東側私有地を調査 全天候型交流施設 事業年度は12~16年度

3月19日(火)宮古毎日新聞
南海トラフ巨大地震 経済被害220兆円 内閣府推計 建物倒壊、企業生産低下で

米、「介入の時代」に幕 あすイラク戦10年 経済再生に関心意向
○【北京時事】大気汚染「大きな行動」 対米関係推進に意欲 李(克強)首相が会見
普天間見直し45%「堅持すべきだ」は38% 時事世論調査

3月18日(月)宮古毎日新聞(休刊)

3月17日(日)宮古毎日新聞
平良港耐震バースが着工 延長220メートル 大型船に対応 事業費47億円 17年春にも供用開始
平良港再編整備計画が始動 圏域住民念願かなう
辺野古埋め立てに反対 隣接漁協が抗議集会―宜野座
米など重要品目で損失の8割 TPPで新試算

「放射能におびえ生活」 うむい宮古島特別講演会 原発事故、未だ終息せず 松本(徹也)さんが福島の現状報告


ありがとうございました

2013-03-16 16:47:04 | インポート

沖縄戦記録・1フィート運動の会 30年の活動に幕

2013年3月16日 琉球新報


130316 1フィート運動の会が解散総会後、メンバーや支援者らと握手し、感謝する石川元平副代表(左)=15日夜、那覇市松尾の八汐荘

 米国内に収蔵・保管されていた沖縄戦記録フィルムを買い取り、記録映像を通して、沖縄戦の実相を伝えてきたNPO法人沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会(福地曠昭代表)は15日、那覇市松尾の八汐荘で解散総会を開き、30年の活動に幕を下ろした。 「子どもたちに沖縄戦の教訓を伝える県民運動」として1983年に発足。県内外から寄せられた寄付金で、これまでに約11万フィート(約33・5キロ、約50時間分)の沖縄戦記録フィルムを米国から収集した。解散総会では「私たちの活動により沖縄戦を追体験した人は数え切れない。市民運動としての歴史的使命は終わった」と総括し、解散を宣言した。福地代表は「つないできた1フィート運動を、新たな平和運動として若い世代が引き継いでいくと確信している」とあいさつし、活動を締めくくった。


かわいそうに

2013-03-14 12:41:47 | インポート

天皇を「政治利用」 「主権回復」式典 識者ら指摘

2013年3月14日 琉球新報

1300314 政府の4・28主権回復式典開催に抗議して開かれた沖縄平和運動センターの緊急集会=13日、那覇市の県民広場

 サンフランシスコ講和条約(対日講和条約)発効の1952年4月28日を「主権回復の日」とする政府主催の式典が来月28日に開かれることに、この日を日本から切り離され、米施政権下に置かれた「屈辱の日」とする沖縄では政府への抗議や反発が強まっている。条約締結には、47年に昭和天皇が沖縄の長期占領を米側に要望した「天皇メッセージ」が大きな影響を与えたとされており、天皇皇后両陛下の式典出席に県内の識者からは、天皇を元首とした改憲を訴える安倍晋三首相ら政権の「戦前志向」の姿勢を指摘しながら、「政治利用ではないか」と批判する声が出ている。
 天皇陛下は皇太子時代の1975年に初めて沖縄を訪れ、これまでに9度来県している。
 昨年12月の誕生日会見では11月の沖縄訪問を振り返り「沖縄はいろいろな問題で苦労が多いことと察しています」と気遣い、「日本人全体が沖縄の人々の苦労している面を考えていくことが大事」と話した。
 式典開催が閣議決定された翌日の13日、那覇市の県民広場では、「日本政府による沖縄切り捨て『4・28主権回復式典』糾弾!緊急集会」(沖縄平和運動センター主催)が開かれ、参加した市民らが「式典開催は許されない」と政府に怒りを突き付けた。

<用語>天皇メッセージ
 1947年9月、連合国軍総司令部政治顧問シーボルトが「琉球諸島の将来に関する日本の天皇の見解」としてまとめた書簡のこと。昭和天皇が側近の宮内府御用掛・寺崎英成を通し、沖縄の長期占領を希望することを口頭で伝えた。書簡で天皇は、沖縄占領は日米双方に有益であり、ロシアなど共産圏の干渉を懸念する日本国民の賛同も得られるとの見解を示している。進藤榮一氏が79年に岩波書店の月刊誌「世界」で発表した。

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*父親のやったことでさらし者にされて(普)


漁民が海を売る思い(2)

2013-03-12 11:20:06 | インポート

辺野古埋め立て、名護漁協が同意 書面提出は補償決定

2013年3月12日 琉球新報

 【名護】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う公有水面埋め立てへの同意を諮る名護漁業協同組合(古波蔵廣組合長)の臨時総会が11日、名護市内で開かれた。議決権のある正組合員96人のうち、委任を含め91人が出席。無記名投票の結果、同意することに賛成が88、反対が2となり、賛成多数で可決した。

 補償交渉は同漁協の交渉委員会に一任すること、補償金の配分は配分委員会に委ねることも賛成多数で可決した。両委員会で承認された後、役員会が最終的に決定する。

 今後、同漁協と政府は補償交渉を本格化させる。同漁協は、交渉が妥結するまで政府に同意書を提出しない方針。古波蔵組合長は総会後、報道陣に「(組合員の)皆さんが納得いくような額じゃないと駄目だ。われわれが申し上げる額をしっかり出していただければ明日にでも(同意書を)出す」と話した。

 政府は、3月末に県に埋め立て申請する方向で検討している。一方、古波蔵組合長は、交渉妥結前の埋め立て申請について「いい印象を持たない」としている。政府は交渉の進行状況も考慮しながら、最終的な申請時期を判断するとみられる。

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*死んだ私の父は、山口県萩市三見地区に原発建設計画があったとき、「海はもうだめだし、跡継ぎもおらん。原発でもつっくって補償金をもらったほうがええ」と言っていた。妹の連れ合いも電気工事の仕事していて「原発でも作らんと仕事がない」と言っていた。結局、その計画は当時の市長の決断で受け入れを拒否したのだが、その後その市長は自殺、相当の圧力があったのだろう。(普)