50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

あの想像は生煮えの芋のように食えない、卑怯だ。

2016-02-24 20:10:00 | 小説
あの想像は生煮えの芋のように食えない、卑怯だ。とそう思い至らない幸男の方こそ、勝手な男だと夏子に密かに思われたかもしれなかった。
「岬ホテルに、ぼくは訪ねていこうか、否それは二度裏切ることになる。夏子は訪ねていく?・・・・・・」

(「おしのび」つづく)


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