燕雀は鴻鵠の志を知れないのか?

管理人のテキトーな日記、ぼやきなどを掲載。
特にブログのタイトルに意味はないと思う。
リンクフリーです。

それぞれの個性

2006年10月30日 21時04分06秒 | その他もろもろ
 CDを聴いてるとよく思う。
うちの室管も定演に向けて頑張ってるわけだが、果たして「我々らしさ」というものは出せているのだろうか?
当然ながら何かを手本にしてやるというのは別に悪いことではない。
しかし、どこまでその手本に頼るか、である。
ひたすらに手本を真似るだけでは何も面白みというものはない。
それぞれの個性というかオリジナリティを出してこそ面白いと思う。
これは個人的なことではなく、楽団としてのことだ。
合奏というものは個人単位でバラバラやっていては完成しないからね。
まあしかし、うちの楽団は心配ないと思う。
指揮者の二人はしっかりそれぞれの考えに基づいて指示をしてくれてるし、みんなもその辺はわかっていると思う。
実際CDのオーケストラがやっている音楽よりも、みんなで合奏したときの音楽のほうが私としてはとても好きだ。
まあ音楽やる人間なら誰でも同じことを言うだろうが。

私が言いたいのは、それぞれの取り組む姿勢のことだ。
目標を持つのはいいことだ。
ただし、それをそのまままねるのではなく、それに自分らしさを盛り込んでやってやろうという考え方が大事だと思う。
万事に当てはまることではないが、少なくとも芸術関係は当てはまると思う。
全然ペーペーな私がこんなことを言うのも恐縮だが。
完成されたものはそれでいい。
それを元に自分なりのアレンジを加えて物を作り上げるのは素晴らしいことだ。

~本日の四字熟語~
幕天席地(ばくてんせきち):つまらない事にせこせこしない、心持ちの大きいことの例え。(劉伶・酒徳頌)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿