燕雀は鴻鵠の志を知れないのか?

管理人のテキトーな日記、ぼやきなどを掲載。
特にブログのタイトルに意味はないと思う。
リンクフリーです。

15日:ウィーン市内観光

2008年03月24日 23時11分56秒 | 旅日記的内容
 今日は一日かけてウィーンの街中観光。
午前中はガイド付きで街中を回り、午後からは自由行動。
食事を済ませて早速バスに乗り込む。
昨日とはうって変って今日はぴーかん快晴よくできました!
日ごろの行いがいいんだな。
明るいところでウィーンの街並みを見るのは今朝が初めてなので少々興奮気味。
都会だが日本と違って穏やかな都会だ。
日本の都会が犬ならばウィーンは猫だな。
どんな感じかはご想像にお任せします。
まず最初に行くのはシェーンブルン宮殿。
言わずと知れた観光地だ。
時間が早かったのであまり混んでいなかったのが救い。
館内は撮影禁止なので画像は載せられません…。
向こうは館内撮影禁止という観光地が結構多いのね。
写真撮れない分お土産を買えということでしょう。
あいにくその作戦には乗らんぞい。
パンフレットで十分だ。
まあそんなわけで館内を見て回る。
どこぞの日本人修学旅行生がいるのが気になるが…。
音楽高校系でしょうかね。
城やら宮殿を何度も見ていると新鮮味が薄れてくるが、それでも綺麗なものは綺麗だな。
相変わらず中国製の陶器やら豪華な壁紙やらがありました。
感動は文章で表せないので知りたい奴は逝って来い!
ご指名頂ければプラン用意しますよ(笑)
庭に出て外を眺める。
なんでも芝生に入るとうるさい警備員が飛んできて説教されるらしい。
遠くに元宮殿予定地が見える。
ギリシャの神殿のようだ。
異文化に感動するのはいいことだ。
シェーンブルン宮殿の次はベルヴェデーレ宮殿へ。
朝から宮殿二連発。
しかしベルヴェデーレ宮殿は中には入らない。
こちらは現在美術館になっているので中に入りたい人はフリータイムに来いとのこと。
まあそんなものでしょう。
ちなみにこのベルヴェデーレ宮殿は裏庭に来て初めてその価値がわかる。
名前が表す通り裏庭からの景色は最高である。
街を一望できる。
いいねぇ…。
もともとえらい将軍さんが建てた宮殿。
いかに権力があったかがわかる。
こんな個人宅があって許されるのか!
ひと部屋分けろ!
ちなみにこちらも芝生に入ると口うるさい警備員が飛んできて説教されるらしい。
だが警備員はどこにも見当たらず。
堂々と芝生に入って記念撮影しているカップルとかいるのに全然おとがめなし。
どうなっているのでしょうか…。
宮殿ダブルが終わったら食事の前におみやげ物屋へ。
しかし我々はここで脱走する。
先日のうちに離団届も出して少しでもフリー時間を増やそうとの魂胆。
団体旅行の場合、決められた行程から個人が別行動をする場合はこの離団届を出さないといけない。
まあ早い話が別行動中の責任は自分で負いますよという誓約書のようなものだ。
そんなわけでみんなが土産店に行くところで脱走する。
とりあえずパン屋で昼ごはん代りにパンを買って街中へ。
現在位置はオペラ座前。
最初にカフェモーツァルトに入る。
ここのケーキがなかなかおいしいらしい。
ちなみにバスが一番集まる場所でもある…。
朝のうちに現地係員の人に聞いておいたのだ。
我ながらいらないところは抜け目ないよな…。
店内は若干混み気味。
窓側は予約席だったので内側のボックスに腰を落ち着ける。
頼むのはもちろん名物ケーキ。
そしてコーヒーにはチョコレートリキュールが…。
しかも17%かよ!
そのまま持ち帰ろうかとも思ったがせっかくなので入れてみることに。
いわゆるリキュールの燗ですか…。
これは回りそうだ。
とおもったが、意外と大丈夫であった。
むしろケーキのアルコールがきつい…。
それでもおいしく頂きました。
しかし下の方にアルコールがたまっていて最後の一口はかなりきつかったです…。
カフェを出て旧市街の中心部へ入っていく。
ミヒャエル広場を通り、デメルの前を過ぎ、シュテファン寺院を眺め、市立公園のシューベルト像を拝んで。
途中本屋に寄って買い物もした。
なぜかこちらには車の本はたくさんあるのに電車・バスの本が一冊もない!
下火なのかなぁ…。
それにしてはザルツの駅ではカメラ構えたいかにも的な人が結構いたんだけどね。
まあ見つからないものはしょうがない。
公園からウィーン川を渡って中央駅へ。
ザルツと違って中央駅とはいってもあまり大きくない。
さしあたって恵比寿駅レベルかな?
国鉄などの線路が2面4線、地下鉄が1面2線、空港連絡線が片側1線。
構造はなかなか面白かったが説明が難しいな…。
一応地下なのだが、南側に国鉄用の駅があり、その北西側に地下鉄、地下鉄の北東側に空港連絡線といった感じ。
空港連絡線だけはちょっと入り口が離れている。
ちなみに空港までCATを使ってノンストップ16分らしい。
駅を見たあとは北上してドナウ運河方面へ。
このあたりに面白い建物があるそうだ。
行ってみると、なるほど確かにこれは面白い。
なんばパークスを縮小したような感じの建物。
壁のコントラストなども面白い。
有名なデザイナーが作ったものらしい。
街中に芸術品があるのはさすがだな~。
目標物を回ったところで方向転換して南に向かう。
ラデツキーストリートを渡って電車通りに出る。
ひたすらトラムに沿って南下してたどり着いたのはインペリアルホテル。
ここのカフェもおいしいとの評判なので是非とも味わっておくことに。
15:30からピアノの生演奏をやっているのだが、ちょうど時間は15:30を回ったところ。
混んでいるだろうなぁと思いつつ入ってみるとがら空きでちょっと拍子抜け。
どうも今回は混み具合が最後まで読めなかったなぁ…。
ウェイターのにこやかな笑顔に迎えられる。
う~む、さすが高級ホテル。
ちなみにホテル自体は1泊云百ユーロする超高級ホテルです。
ピアノを聴きつつトルテを堪能。
しかし…固い!
フォークで切るのがかなり難しいくらい周りのチョコレートが固い。
バランスならともかく、固さで苦戦しながらケーキを食べるのも珍しい…。
そしてさっきのカフェモーツァルトもそうだったのだがめちゃくちゃ甘い。
甘いものはそんなに苦手ではないがこれはかなりきつい。
どのくらい甘いかというと、全部食べ終わった時は一晩で北名古屋1リットル飲んだくらいもたれていた。
夜ごはんパスしていいですか…。
苦いコーヒーもここでは役に立たなかった。
それほどに甘かった。
人生で一回食べればもう十分だ。
でも味は良かったよ。
これは本音。
ある意味板挟み状態だったかな…。
ちなみにコーヒーとケーキを合わせて約10ユーロ。
こちらではその辺が相場らしい。
日本円にすると約1600円くらい。
まあ値段するだけのおいしさはあったと思うのでよしとする。
もたれた腹をさすりつつ市場へ向かう。
ここの市場もなかなか有名らしく、人が多い。
ついでにスリも多いらしい…。
店には肉や果物は勿論、調味料や総菜など多くの食料品が並んでいた。
う~ん、お腹すいてたらさぞかし魅力的だったろうに…。
市場を突き抜けるとその先ではフリーマーケットをやっている。
ちょっと時間が遅かったのでどこも閉店モードだったが駆け足で見て回る。
蓄音器とかありましたよ。
本当にがらくたから掘り出し物まで何でもあるな。
次回来たら朝来よう…。
一通り見たあとは近くのスーパーで買い物。
が、いまいちいいものがなかったうえにレジがやたら混んでいたので断念してオペラ座前のスパーへ。
夕刻だったので買い物客で混んでいた。
とりあえず今夜飲むワインを物色。
2ユーロの甘口を買いました。
本当に安い。
時間ピッタリに集合場所に集まり夜ごはんを食べに移動する。
今夜はカレーだった。
魚の方ね。
まだケーキが残っていたが頑張って完食。
魚で助かったぜ…。
その後はホテルへ。
ヨーロッパ最後の夜をしっかりと目に焼き付けながらホテルまで戻った。
ウィーンは暗くなるとすぐに街は明かりがともるので早い時間から夜景が楽しめる。
素晴らしい。
ホテルの周辺はあいにく夜景など見えないが車窓からしっかりと堪能した。
部屋に戻ってワイン飲みつつ話をしながら最後の夜は更けていきました。
Next:16日ウィーン~日本へ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿