痴呆症

今の私を育ててくれた人は数人おります

もちろん両親が一番

数人の中に私を作ってくださった叔母はその中に含まれております

まだ私が修行時代なんです

私はよく働きましたと思っております

配達をしながらセールスをしました
セールスをしても褒美をいただく訳じゃ無いんです

10日に1度の休日午前中、毎回叔母さん家に掃除に行っていました

叔母さんが時々、私に「お前の休日奉仕は必ず大人になってから役に達よ」
その頃は内容が解らなかった

この頃、あの叔母さんの言葉が少し解ってきた

お金をいただいて商売の「いろは」教えいただいたんです

私の今を作ってくださった叔母は感謝しています

でも、先日 久しぶりに訪ねたら少し痴呆症になりかけていたみたいだった


普通の人よりもしっかりしていた叔母さん

あんなに私を可愛いがってくださっていた叔母さんが、、、 と思うと悲しい

寂しい、

痴呆症って神様が下さったご褒美だって



ちょんまげ一代