迷走 麻生人事 首ふり 人事 よりも自分の意思を通してほしいなー

麻生首相は１日、閣僚２人の補充人事を決めたが、断念した自民党役員人事を巡っ

ては迷走した印象を与え、さらなる求心力低下を招いた

今後は衆院解散に踏み切る時期が焦点となると思う

首相は東京都議選直後を模索するが、都議選の結果に加え、内閣支持率、

「麻生降ろし」

動向などのハードルが立ちはだかる訳だ

「何回も聞けば、俺がぽろっとしゃべると期待してるのかねー」

「靴は脱いだらそろえなさいよ」

「何回も言わないと分からない子供と同じ程度に扱わないで下さい」

首相は記者団が

「自民党役員人事は行わないのか」

と質問すると、いら立ちをあらわにした

「私の口から（党人事を）やると聞いた人はいない」

繰り返した首相だが、周辺によると、実は前日の６月３０日の時点で、なお党役員

人事の断行にこだわっていたという

大島理森国会対策委員長が首相に電話して

「静岡県知事選や都議選で一生懸命やっている時に、人事でゴタゴタするのは困ります」

といさめたが、首相は党三役を交代させても理解を得られるとの考えを示したという

そこで、町村派の森元首相が３０日夜、都内のホテルで約１時間半、首相と直談判

森氏

「ここまで来て役員人事をやるべきではない」

「細田幹事長らはこれま　政局より景気だ」

一生懸命やってきた

「衆院選はこのメンバーで国民に訴えるべきだ」

と説くと、首相もうなずくしかなかった

森氏と伊吹文明・元幹事長は１日夜、都内の料理屋で新党大地の鈴木宗男代表を交

えて会談し、党役員人事がなくなったことについて

「無駄なエネルギーを使わないことで求心力を保った」　との見方で一致した

役員人事が不発に終わり、首相周辺の一人は

「閣僚補充では内閣支持率が１％も上がらず、これでは選挙はできない」

と、首相への不満をぶちまけた

関係者によると、首相が６日を検討したのは、５日の静岡県知事選を踏まえ、

「仮に負けた場合でも人事をすることで求心力を回復できる」

という狙いがあったためという

党役員人事の断念により、求心力の回復効果は薄まり、繰り上げになったようだ

首相もあっち、こっちと顔を向けないで自分の意思を通してほしいなー

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょんまげ一代