聖書 ルカによる福音書2章1~8節
題 「飼い葉桶のイエス様」
イエス様が生まれた頃、人口調査ということが行われました。今は人口調査は簡単に行うことが出来ますが、イエス様の頃は人口調査の時は自分の先祖の町に行かなければなりませんでした。ヨセフさんはダビデさんの子孫だったので、ダビデさんの生まれたベツレヘムに行かねばなりませんでした。
ヨセフさんとマリヤさんがベツレヘムの町に着くと、人口調査のための人たちでしょうか、町はいっぱいでした。2人は泊まるところがなかったのです。それで馬小屋に泊まる事にしました。するとその晩に赤ちゃんが産まれたのです。それがイエス様でした。
やがて世界の歴史の中心となる救い主といわれるようになったイエス様ですが、産まれたのは貧しい馬小屋の飼い葉桶の中だったのです。それは神様の愛を示すためでした。神様の愛はギリシャ語でアガペーといいます。
ギリシャ語の愛は大きく分けるとエロースとアガペーです。恋人同士の愛などはエロースといいます。エロースは相手の中に価値があるから愛する愛です。それに対して、アガペーは相手の中に価値を創造する愛です。
そしてイエス様は、「私があなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」と言われました。この場合の愛もアガペーの愛です。私たちがイエス様に倣って互いに愛し合うなら、お互いのうちに価値が創造されるのです。
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