ある牧師から

ハンドルネームは「司祭」です。

生格

2006年10月19日 | ロシア語奮闘記&ロシア
ハイ、きょうはロシア語の授業行って来ました。日本語でいえば「~の」にあたる「生格」という項目を学んできました。英語でいうところの「~'s」「of  ~」も含むのですが、所有格って言わないのは、「3冊の本」という場合の「の」など、かなり広範囲な役割があるからだと思います。

英語の「of  ~」と同じように、対象となる別の名詞が前に来て、日本語では前になるその名詞が後ろになります。ただし、所有をあらわす場合は前置詞はありません。格変化で役割を果します。で、おもしろいのは、固有名詞でも言葉が変化しちゃう事があるんです。「ニーナ(人名)のピロシキ」なら「ピラシキー(ピロシキは実はこう発音する) ニーヌイ」というふうにです。自分の勉強のため原文字で書かせてもらいますね。пирожки Нина が пирожки Ниныですね。

この事が日本の固有名詞にも当てはまっちゃったりして、「新潟の○○」の場合は「○○ ニイガトウイ」(○○ Ниигаты)となるんだと思います。ちなみに(これは先週の授業で習った事ですが)、「私は○○に行く」などの場合は○○が対格という形になるのですが、これだとニイガタはニイガトゥになっちゃうんですね。(Я еду в Ниигату



ところでロシア語とは関係ないのですが、この前ある方に、「新潟」を反対から読むと「互いに」になるって聞いたんですけど、これってステキですね。

あっ、そうそう。先週の数字0から12のテスト返ってきましたが、全問○ついてました。

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4 コメント

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へえ~! (miho)
2006-10-19 21:18:00
固有名詞の語尾が変化しちゃうのは、ロシア語の特徴の一つらしいですね。

今は亡き米原万里さんがどこかで書いておられました。



数詞のテスト、良かったですね~!
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>米原万里さん (uccjkc)
2006-10-20 23:21:21
素敵な方でしたね。ある特殊な星のもとに生まれてきたにもかかわらず、その事を「うらまず、追従せず、かといって変に利用せず」に、ひたすら自分自身はどう生きるかっていう事を考えていたように思えます。もちろんご本人の中では相当な葛藤を持っていたのでしょうが。



ある方が新聞での弔辞で、「普通の人の何倍もの人生だった」って言っていましたけど、ほんとそう思います。男女の違いはあれ、目標にしたい人ですね。私がロシア語を学びたいと考えるようになったのも、この方の影響がが2%ぐらいはあるんではないかと思います。
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語尾変化 (pletneb78)
2006-10-21 07:47:12
ロシア語は6格もあって変化を覚えるのは大変ですよね。名前も固有名詞も形容詞も全部変化します。頭の体操になり、ぼけなくていいかもしれません。

 
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>頭の体操 (uccjkc)
2006-10-21 19:16:05
どこかで「人間は棺桶に足を入れるまで勉強だ」というのを読んだ事あります。それを実際に実行するには、「いかにして楽しく」という事を考える以外には無いと思います。
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