初めて三宅島に行ったのは、今から15年ほど前だったかなぁ。何しに行ったかというと、聞いて驚くなかれ!野鳥に会いに行ったんですよ。「アカコッコ」とか「カラス鳩」とか・・・、サウンドスケープ協会のイベントで”野鳥の声に耳を澄ます”というコンセプトだったわけです。その頃の私は和太鼓の「和」の字も意識していない頃で、興味がナイってコワイですよね~。和太鼓界では知らない人がいないほど有名な「三宅島神着木遣り太鼓」の存在にまっっっったく気づかず、野鳥のお尻を追いかけてシュラシュシュシュ~!っと島中をグルグル散策してました。
今、考えてみれば、サウンドスケープ協会がもっと聴き耳を立てて、三宅島の重要な音風景である和太鼓の響きを知っているべきだったんですよ!駄目だなぁ。。。(今は、伝統芸能はサウンドスケープとして研究対象になっております)今でも覚えてますが、離島する日はすごく天候が悪くて、豪雨の中桟橋で舟を待っていると、フェリーが今にもひっくり返りそうになりながらやってきて・・・。「まさか、これに乗っていくの?欠航じゃなくて決行なんだぁ~」みたいな、、、その時に、初めて海人のたくましさを実感したのでした。
その後、5年経って和太鼓を始めて、鼓童の公演を見て初めて三宅島の太鼓を知ったのです。ひく~い姿勢で動きながら叩く独特なスタイルに眼を奪われ、さらにその音の迫力に震撼したのを覚えてます。鼓童の公演の中でも欠かすことの無い演目の一つですよね。そして、拍手や歓声も一番大きく沸きます。初めて見た時は、まさか自分に叩ける(習える)チャンスが来るとは思っていなかったんだよなぁ。っと振り返ると感慨深いものがあります。 〈つづく…〉 2006 3/27
*写真は、mucky初三宅島当時の大路池。野鳥のサンクチュアリと言われている池です。アカコッコ館が近くにあります。
今、考えてみれば、サウンドスケープ協会がもっと聴き耳を立てて、三宅島の重要な音風景である和太鼓の響きを知っているべきだったんですよ!駄目だなぁ。。。(今は、伝統芸能はサウンドスケープとして研究対象になっております)今でも覚えてますが、離島する日はすごく天候が悪くて、豪雨の中桟橋で舟を待っていると、フェリーが今にもひっくり返りそうになりながらやってきて・・・。「まさか、これに乗っていくの?欠航じゃなくて決行なんだぁ~」みたいな、、、その時に、初めて海人のたくましさを実感したのでした。
その後、5年経って和太鼓を始めて、鼓童の公演を見て初めて三宅島の太鼓を知ったのです。ひく~い姿勢で動きながら叩く独特なスタイルに眼を奪われ、さらにその音の迫力に震撼したのを覚えてます。鼓童の公演の中でも欠かすことの無い演目の一つですよね。そして、拍手や歓声も一番大きく沸きます。初めて見た時は、まさか自分に叩ける(習える)チャンスが来るとは思っていなかったんだよなぁ。っと振り返ると感慨深いものがあります。 〈つづく…〉 2006 3/27
*写真は、mucky初三宅島当時の大路池。野鳥のサンクチュアリと言われている池です。アカコッコ館が近くにあります。