春も終わりの夕暮れは寂しい。 . . . 本文を読む
落語や講談、音楽の質を評価する自分なりの判断基準というものをいくつか持っている。
その一つに作品がもつ情景を自分のなかに想い描けるかどうかというのがある。
落語であれば登場人物の顔や背格好性格などが自分のなかにできあがり、歌であれば情景とともに上質の物語となって迫ってくるものがよい。そういうものに出会った時は至福の極みである。
近頃出会った上質(勝手に思っている)の歌である。
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6月2日土曜日、きたやまおさむ「よいよいよい祭」(サンケイブリ―ゼ)というコンサート会場でこんなリーフレットをもらった。
朝崎郁恵さんがこのコンサートの出演者、城田じゅんじさん・松田ari幸一さんらと一緒に作った「かなしゃ 愛の歌」というアルバム。
ちょっと興味を惹かれたがしばらく家のテーブルの上になんとなく置いたままにしていた。毎日そのリーフレットを見るにつけだんだ . . . 本文を読む
新年のご挨拶を申しあげます
今年最初の“好きな歌” です。
40年ちかく前に出会った歌。
カーターファミリーの曲に笠木さんが日本語の歌詞をつけたものです。
昨年、この曲から受ける印象が出会ったときと大きく変わってしまいました。
というか今この詞の原点がやっと見えてきた . . . 本文を読む
先日壺阪寺(南法華寺)で「東日本大震災復興支援 高石ともや まつぼっくり少年少女合唱団チャリティーコンサート」が催された。
コンサート前半はまつぼっくり少年少女合唱団による奈良のわらべうたや童謡唱歌。後半が高石さんのステージ。
壺阪寺は西国三十三所第六番札所で、お里・沢市の物語で広く知られた眼病封じのお寺。その境内に「以春風接人」と刻まれた石碑がある . . . 本文を読む
高校生だったころラジオの深夜放送ではじめてザ・ナターシャ―・セブンというバンドに出会う。あれから40年、いつも自分の傍にある音楽はザ・ナターシャ―・セブンであった。
その時のメンバーが高石ともやさん、城田じゅんじさんそして金海たかひろさんの3人。その草創期のメンバーがそろって京都円山音楽堂のステージにあがったのだ。
「第30回 最後の宵々山コンサート―うた一揆 七転八倒―」のラ . . . 本文を読む