とかくに人の世は・・・

智に働いてみたり情に棹さしてみたりしながら
思いついたことや感じたことを徒然に記します 
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師走に思う

2012年12月09日 | つれづれ
忘年会の季節である。目的は、その年のことを忘れるためなのか、年齢を忘れて会食をともにするのか知るすべもない。 忘れてしまいたい嫌なことも確かに多い御時世にはちがいない。その年を振り返り自分の罪を懺悔し新しい年を迎えるための禊かもしれない。 ちかごろは徒然草七段を思い浮かべることが多い。 兼好法師いわく「・・・命長ければ辱多し。長くとも、四十に足らぬほどにて死なんこそ、めやすかるべけれ。そのほ . . . 本文を読む