「中小企業金融円滑化法のタイムリミット」！

2012年上半期の、円滑化法を利用した貸付条件変更後の
倒産件数は106件（前年同期は50件）となり、前年同期比212％
の増加となりました。

産業別では、

建設業　　　29件
製造業　　　27件
卸売業　　　19件
サービス業　13件
小売業　　　 9件
（東京商工リサーチ公表）

同時期の全国倒産件数（負債1000万以上）は、前年同期比3.2％減
の6311件、全国の倒産件数が減少している中で、
円滑化法利用企業の倒産件数が増えています。

円滑化法や100％保証等のさまざまな金融支援で下支えを受けている
企業の業績改善が進んでいないということになります。

円滑化法は時限立法のため、今年度で終了となりますが、
円滑化法適用企業はさらなる業績改善が求められます。



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