万吉の神奈川ジュニアユース情報

2010年、BANFF横浜ベイJYに入団する息子の活動を通してジュニアユースサッカーを紹介していきす。

サッカーの深くっていい話。サッカー大好き

2012-10-29 22:08:36 | サッカーの話
かつては京都パープルサンガでプレイし、マンチェスター・ユナイテッドでも活躍したパク・チソンが、日本での日々を振り返り、人生の師は三浦知良であると語っているインタビューがあるそうです。

パク・チソン「日本人のイメージは良くなかった」|マンチェスター・ユナイテッド大好き野郎ブログで紹介されていました。


最初に日本に来た時は「学校で習ったように日本人に対してのイメージは良くなかった」そうです。それが、日々の暮らしで違うことに気付き、声をかけてくれたり、相談に乗ってくれたカズの言葉で人生が変わったとしています。


それは「カズさんのようになりたいです」と言った時の言葉だそうです。


「いいかい智星、自国以外でサッカー選手として
生き残るのは本当に困難だ、最後までサバイバ
ルする選手に一番必要なものは何かわかるかい?
技術じゃない、そのクラスの選手の技術はみんな
同じくらい高いからね、一番大切な事は、サッカー
への情熱、一途の献身、毎試合今日死んでも悔い
はないという思いで試合に望む、サッカーに人生を
賭ける選手だ」



カズ自身、海外でのプレイ経験があるだけに、実感のこもった言葉です。


そして、特に、この言葉には、ぼくも鳥肌が立ちました。


「ブラジルでは貧しくて、ブラジル人なのに一生スタジ
アムに来れない人が沢山いるんだ。ブラジル人にと
っては悲劇だよ」
「智星わかるかい?ブラジルで俺は試合前に必ずス
タジアム全体を見る、この中でいったい何人の人達
が一生に一回だけの試合を見にきたんだろうと思う
んだ」



こんなことは、考えてみたこともなかったですね‥‥。ブラジルに住んでいても、スタジアムに足を運ぶことが出来ない人もたくさんいる‥‥。


「毎試合今日死んでも悔いはないという思い」については、スティーブ・ジョブズも似たような言葉を残していますが、凡人には毎日は無理としても、ときどき、その生きる覚悟を思い返さないといけないな、と思いました。


今でも11番のストラップをつけているとの事。
カズの覚悟がひしひしと伝わってくる。
国のイメージさえも変えてしまうのか。

BANFFを去る3年生諸君。
あるものは高校サッカーで上を目指す。
あるものはクラブチームで上を目指す。
あるものは楽しむサッカーお目指す。
あるものは勉学で上を目指す。
何事にも真剣に取り組んでいけば道は開ける。
将来を見据えての進路も大切だと思うが、今興味のあること、本当にやりたいことに真剣に取り組んでほしい。
いつか、覚悟する日が来る。逃げずに立ち向かえ。
そうすれば、きっとカズのような人生を送れるのではないかね。