苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

六甲最高峰 其の一 ロックガーデン~風吹岩~最高峰

2010-02-22 | 六甲エリア
2010年2月17日(水曜日)





いざ!六甲最高峰へ!!

近代登山発祥の地!六甲!
(富士山に初めて登った外国人、「日本アルプス」を命名した外国人らが日本で初めて近代的な登山を行った場所)

最初は最高峰へ行くつもりはなかった。

めずらしい平日の休み。

普段は人でごったがえす六甲を、今日なら満喫できるだろうと。

風吹岩まで行って、東お多福山をまわって帰ってくるのが当初のルート。



8:40 JR芦屋駅

8:50 阪急芦屋川駅






9:05 ロックガーデン、荒地山分岐の道標

前回はここから荒地山へ。

その日は休日だったので、人は多かった。とくにロックガーデンへは老若男女多数。


今回はロックガーデン方面へ。信じられないくらい人がいない。





いつもながら、この辺り(神戸近辺)は急な坂道の道路が続く。






ロックガーデン入り口。トイレ有り。















高座の滝。

道標に「高座の滝」と仰々しくあるので、

さぞりっぱな滝をイメージしていたが、そうでもない。

昔は修行にも使われていたのかもしれない。

















高座の滝の横から、山登りが始まる。


















ガツガツ登れる岩だらけな道。





















































さすが「ロックガーデン」といわれるだけのことはある。














9:35 ロックガーデン看板



たぶん、最近の若者登山者は、このロックガーデンで楽しく遊んでいるのだろう。

ロックガーデン中をあちこちと歩き、登るのもまた楽しそう。

六甲山の最高峰を目指している人からすれば、入り口。


















「楽し~、サイコー!」






































10:07 風吹岩

あっというまに風吹岩へ。

ここは眺めもよく、人気のスポット。

平日の今日、人でごったがえしているようなことは無い。

無いが、登山者はちらほらといる。

日曜日だろうと人にまったく出会わない天台山などと比べると、

それすら衝撃的。
















人のいないこの広場から、景色を独り占め(うめ子と)。












































「どうですか!この景色!」

高いところからの眺めは、人をウキウキさせる。

苦しい思いをして登って見る景色、そのための登山だと言う人もいる。



















「さ、行こ行こ」









































いたるところに、猪注意の張り紙や立て札。

未だボクらは猪に出会っていない。

やや残念なような、それで良いような。

猪の鋭い牙は、ちょっとした包丁みたいなもの。

ざっくりやられると大けが。


そういえば、父が猟友会に入っていた事もあり、

子供の頃から猪はよく食べていた。

我が実家では、すき焼きにして食べる。

強烈にクセがあり、野趣溢れる味わい。そこが良い。

狸は食べない。エリマキにする。あとキジは美味い。















10:43 ゴルフ場を横切るゲート(2つ目)

途中、ゴルフ場の敷地内を横断。そそくさと通り抜ける。

ゴルフをやっている人を横目に山歩きをしていると、なんだかムカつく。














川。

ボクらの歩行速度は遅い。

ガイドなどのコースタイムからすると、標準。

すれ違う、または追い抜いていく人々(ほぼ年配の方々)が早すぎる。




毎回思うのだけれど、

ダウンを着て山に登っている人は暑くはないのだろうか?

我が家ではTシャツにロンTくらいのもの(吸汗速乾)。

さすがに下りでは、フリースを羽織るくらいはするが、

登りではとても暑くてジャケットなんか着ていられない。

汗をかかないよう、

ゆっくり(他の人と比べ、ただでさえ遅いのに)歩いているはずなのに、

それでも汗が吹き出す。

「厚着の登山者」「超速高齢登山者」は、我が家の「山の七不思議」。





10:56 雨ヶ峠(写真無し。休憩に良い広場)


ここが重大な決断の場となる。

当初の目的地「東お多福山」へは右、

六甲最高峰へは左。

休憩に丁度よいこの雨ヶ峠の広場から、

幾人かの人が、当然のように最高峰へと進んで行く。



「平日だし、行くなら今日しかないかも!?」



雨ヶ峠から本庄橋・七曲がり方面、つまり最高峰へ!!









本庄橋の分岐。どちらに進んでも、すぐ合流し、七曲がりへ。



















最高峰へ進む決断をし、やる気満々のうめ子。



目の前の激しく急な階段は、未だ彼女の視界には入らず。














おもいきりバテるうめ子。

もちろんボクも。バテバテ。

まさか最高峰を目指すとは思っていなかった分、

ロックガーデンで遊び過ぎた感有り。










いつの雪かは分からないけれど、

若干積もっている。粉雪。


さすがにこの辺りまでくると、寒い。










氷柱。








そして!

ようやく山頂が見えてきた。








確かに寒かったけれど、動いている分には薄着でかまわない。

車で山頂に来ていた人たちは、

ダウンを着て「寒い寒い」と連呼していたけれど。


それにしても、ここへ来る決断をして良かった。凍結も無く、ごく普通。





それじゃ、今日はここまで。まったね~。



六甲最高峰【其の二 完】へ続く。


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