苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2010年10月17日 【阪急岡本駅~六甲最高峰~有馬】 其の一

2010-10-21 | 六甲エリア
<ume家の山歩きスタイル>
・少人数(夫婦2人)であること。
・日帰りできる範囲であること。
・いつも万全の装備を心掛けること。
・飲料は100パーセント持参のこと。
・無茶はしないこと。
・自然やコースを楽しむこと。
・人と会ったら挨拶すること。
・熊と遭ったらびっくりすること。
などなどです。

とにかく、楽しそうな山ならどこでも良いです。

ただし、服装。これは自分の気に入った(かっこいいと思う)山登り的服装をしたいものです。
やっぱり「山に行くぞ!」と気合が入るし、
お気に入りの服でのおでかけは、楽しいものですからね。



さて、今回は阪急神戸線岡本駅から、西お多福山を経由し、六甲最高峰へ向かいます。
帰りは有馬へと下り、バスで阪急宝塚駅までとなります。






阪急神戸線岡本駅~岡本八幡神社~山ノ神~打越峠~西お多福山~最高峰~住吉道~魚屋道~有馬(温泉)バス停









7時30分 阪急岡本駅

岡本駅を西へ、川(天上川)沿いを北へと歩きます。

















7時40分 岡本八幡神社

駅から10分、「みそぎばし」を渡るとすぐに八幡神社です。
神社の左手、道路を北へ歩けば登山道入り口に到着しますが、階段を上りなんとなく神社境内へ。













本格的な山歩きの前に準備運動です。
・・・うめ子、体かたそう。
そうそう、ここではしゃもじが絵馬の代わりになっていました。どういう意味があるのでしょうか。

神社を左奥へと出て、すぐの分岐を右へ。2分も歩くとまた分岐、左へ。

前を2人組(年配)、1人の計3人が歩いていました。
あっという間に差をつけられてしまいます。
「だいぶ差をつけられたな~、そりゃオジさん達調子に乗るだろ」
なんて会話をしながら進みます。
















7時48分 八幡谷入り口








「いざっ!!!」



気合いの入ったうめこ。珍しい光景です。




「あ、オジさん達休憩してる」
さっきの人たちです。登山道入口から5分ほどのことでした。
山道で人が前にいたり、後ろにいたりすると、とても気を使います。
後ろから来ている人だと、立ち止まり追い越してもらえば良いのですが、
前にいる場合、追い越してしまうとこちらのペースを上げないといけない。
























このまま八幡谷沿いを北上し、山の神分岐を左へ、打越峠を目指します。





















八幡谷、わりと危険そうな場所もあります。滑落には注意しましょう。


道は歩きやすく、この日は天気にも恵まれルンルン気分です。






















7時52分

石像。
この辺、なんだか臭かったです。腐敗臭のような・・・恐い。













右手に神社のようなものを発見。そのあたりから階段が始まります。

























7時56分

階段を3分も上ると砂防ダムがあります。












































分岐で迷っていると、前から年配の方が来ました。
「こっちの道が近道ですよ」
我々は指示通り右の道へ。
(山と高原地図の裏図にはこの分岐が示されていました)

















この辺りは杉の植林地です。



8時06分 山の神

ようやく山の入り口「山の神」です。岡本駅から1時間と6分です。
各地に山の神は祀られていたり、地名としてあったりしますが、
農村部の山信仰から来ているのでしょうか。
農村にとってとても大切な水の流れ来るところ、それが山。
谷(沢)の近く、且つ山奥には入らない程度、谷(沢)の途切れている(源流?)辺りにある気がします。




















山の神の分岐です。
「ハイキングコース・打越山を経て黒五谷他」へと進みます。

しばらくつづら折りの坂道が続きますが、歩きやすく意外と楽です。
















8時22分 十字路

右:八幡谷・金鳥山(約2km)・保久良神社梅林(約2.8km)森林管理歩道
前:打越峠を経て黒五谷(約1km)・住吉谷(約1.5km)ハイキングコース
左:十文字山(約2km)を経て住吉川(約3km)森林管理歩道

となり、そのままハイキングコースを歩きます。




















おおっ!?珍しいアキチョウジの白色です。
普通は薄紫色の花を咲かせているんですが、ちょっと嬉しい発見をしました。
(嬉しい遭遇、その1です)






















8時33分 打越峠

丸太のベンチが設置されている、しっかり(?)とした広場になっています。













オヤジ風umeboc

右:横池・風吹岩・芦屋
前:黒五谷・住吉台
左:打越山・住吉谷・十文字山

前へと進みます。














ん~・・・やや乾燥しているヒカゲウラベニタケでしょうか?






















一旦下りに入ります。




















りっぱなキノコです。
テングタケ科のキノコだと思われるのですが、
ドウシンタケでしょうか。
食べられそうですが・・・テングタケの仲間はよほどの経験と知識がないと危険すぎます。
致命的な猛毒を持つやつもいますからね。
















8時45分

打越峠から10分ほどで沢を渡ります。



































カブ(野菜)が落ちてる。と思うようなキノコです。腐葉土のツンとする匂いがします。
実はスッポンタケの幼菌で、たまに地面に落ちているように見つけることができます。
カブの根っこのようなものは、キノコの根状菌糸束です。
白い皮膜の中は、透明なゼラチン質に覆われたキノコの赤ちゃんが入っています。
りっぱなスッポンタケになるのは、まだ何日も先のことです。













8時49分 分岐道標

この辺も、なんだか悪臭がします。

右:芦屋ゴルフ場を経て雨ヶ峠・風吹岩
前:住吉道

住吉道をひたすら進みます。



















シロオニタケかな。






























キシメジ科のキノコっぽいんだけど・・・
やっぱり同定するには写真だけじゃだめです。
裏返してみたり、切ってみたり、つぼの確認をしてみたりしないと。
もう少し、踏み込んだキノコの知識を得ようと思った今日この頃です。







もちろん、手は大きさの比較用というだけで、採取はしていません。

















9時00分 分岐道標

右:最高峰・有馬
左:五助ダム・住吉駅

右へと進みます。























少しの間、石畳の道が続きます。
太陽と緑の道(住吉道)、六甲最高峰までまだまだです。



















9時04分

分岐のような場所なのですが、左への道ははっきりとしていません。
もしかしたら道など無いのかもしれませんが、
たぶん水晶谷へと続く西滝ヶ谷のルート(かなり危険)だと思います。



























階段を上ります。
最高峰へは、あと4kmほどです。





それでは、今日はここまで。まったね~。

【JR岡本駅~六甲最高峰~有馬 其の二】
【JR岡本駅~六甲最高峰~有馬 其の三】


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