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今朝は昨日の雪がガチガチに凍っていたけれど、日中は日差しがあったのでほとんど溶けてしまった。ガラス越しのお日さまは暖かくて、風が少しあってもドライブは快適!
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奥之相善宮 子眉嶺神社。702年創設の延喜式内社。馬と都の姫の悲恋伝説があり、祭神のすべてが馬とかかわっているという。「万事ウマくいくように」とお祈りするといいらしい。
以前は道路脇の駐車場にネムノキが植えられていた。淡いピンクの花が咲くと「あぁ夏が来たんだ」とわくわくしたけれど、いつの間にか切り倒されていて今は切り株さえ見当たらない。
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福田諏訪神社。5月と11月の「福田十二神楽」が有名。この神楽は福田地区の小学2~6年生の男子が神様にお供えするために踊る。大きくなった子が先生になって次の子に舞や音楽を教え込むというスタイルで、代々子どもたちが神楽を受け継いできた。
少子化が騒がれる現代、「男子だけ」というしばりに多少の違和感を覚えるが、ずうっと昔から子どもたちによってその伝統が継承されてきたのだと思うと感慨深い。そういえば「練習は大変だけど楽しいよ!」と言っていた子がいたっけ。
第一鳥居の近く、南向きの斜面で沈丁花が咲き始めていた。近づいてみたらふんわりと春の香り。
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東林寺。曹洞宗。境内に「東日本大震災被災物故者供養塔」が建てられていた。津波で流された沿岸部のお墓を回収してここに運び、新しく墓地を造成したということ。檀家さんが何人も亡くなられたということ。供養塔はまだ新しくて、被災した方々の苦しみや悲しみはまだまだ薄らぐことはないのだろうと思った。
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右近清水の堤脇で濃いピンク色の桜が咲き始めていた。河津桜だろうか、まだ二分咲きといったところ。
今年の桜の開花は平年よりは早いけれど、暖かかった去年よりはずっと遅いという。今年初めて出会った桜の開花。満開の頃にお弁当を持ってお花見に来るとしよう。
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