閉ざされた唯一の門、黄金門がオリーブ山から眺められます。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教ともに救世主がこの門からエルサレムに入ってくると考えられている、宗教的に重要な意味を持っているそうです。現在のこの門はウマイヤ朝(661~750年)に再建されたビザンツ様式の城門。近くで見る事は出来なかった、残念!
旧市街のキリスト教徒アルメニア人居住区からシオンの丘に通じているのでシオン門と呼ばれています。1540年築造。1948年第一次中東戦争の時、包囲されたユダヤ人居住区の住民を救出しようとしたイスラエル義勇軍はこの門から突入した。
その昔、地中海に面した唯一の港町ヤッフォへ向かう出発点だった事からこう呼ぶそうです。1538年に建てられた。ドイツ皇帝ヴィルヘルム二世来訪の1898年、舗装道路を敷き車が通る事が出来るように改修された。
城壁に囲まれたエルサレム旧市街、八つの門がありそこから出入りします。神殿の丘に近いのがスティファノス門、別名獅子門と言います。門の左右にふた番いのライオンの浮き彫りがあるが、ネコのようで少しも勇壮さはなく滑稽です。
聖墳墓教会を出たら、少女兵士のグループがいました。イスラエルは女性は18歳から2年、男性も18歳から3年の兵役が課せられているそうです。戦争は絶対反対! 若者の顔つきは厳しく浮ついたところがないように感じる。幾多の困難をくぐり抜けてきた民族の越し方を思うと幸あれと強く思う。
荘厳な聖墳墓教会を出たら、可愛い少女がお父さんの肩車で、日本のでんでん太鼓に似たおもちゃを振ってはしゃいでいました。幸せそうな親子、巡礼が終わり満ち足りた気持ちが高揚したのでしょうか?思わずシャターをきりました。