ローマ皇帝コンスタンティヌスの母へレナが、イエスの生誕の地をここの洞窟と決め325年に建てました。とても大きく半分はオリジナルと聞きました。正面左寄りに見える小さな入り口がこの教会の入口”謙虚の入口”と呼ばれているそうです。縦1.2mしかない。まず神の前で身を小さくして謙虚の情を表すと言う事でしょうか。2000年前のベツレヘムの荒野を彷彿とさせるような教会の佇まい、やっと納得出来たような感じがします。
いよいよベツレヘムのあるパレスチナ自治区へ入ります。バス・ステーションで検問を受ける。銃を持った警察が乗ってきてパスポートのチェック、眼光鋭くバスの中を一瞥、OKです。街の中はあまりきれいではないが、観光は一大産業なのでしょう。
イエスが最後の晩餐を済ませ弟子達とやってきて、苦悶しつつ祈って過ごしたゲッセマネにある教会です。ファサードは物語が表わされ美しいモザイクで飾られています。別名”苦悶の教会”とも言うそうですが。1919年12カ国からの献金で再建された。