”魔女”というとメルヘンティックな思いが浮かびますが、ヨーロッパでは人畜に害を与えると信じられ15~17世紀には恐ろしい”魔女狩り”などの歴史があり、面白いような怖いような…と言うものかも知れません。出エジプト記で「女性呪術師を生かしておいてはならない」と記されていて、ここから魔女迫害が始まったのでは…とも言われています。面白怖いが一緒になってこうしてレストランの名前にもなっているのでしょう。”魔女の宅急便”のように可愛ければいいわよね。
カイザー城の入り口付近、かつては皇帝の厩舎だった所がこの奥にある。現在はユース・ホステルになっているそうです。泊まってみたいが老体にはユース・ホステルは厳しいかな…。しかしロマンティックな雰囲気がありドイツで最も人気のあるユース・ホステルと言っています。
今日はニュルンベルグです。ワグナーの歌劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」や「ニュルンベルグ裁判」を思い出します。ここカイザーブルグは神聖ローマ帝国の歴代皇帝がしばしばやってきて長期に滞在しました。これらの皇帝の庇護のもとニュルンベルグは発展し、特に手工業や商人の活躍がニュルンベルグの名声を高めたそうです。旧市街は全長5kの城壁に囲まれており塔(見張り塔)は62ある。第二次世界大戦で90パーセントを破壊されたが丹念に修復、再建されたということです。空は真っ青、気温-18℃。