ペグニッツ河畔に浮かぶ精霊救済院は商人で市参事だったグロースが、1331年に病人や老人のために創設した社会福祉施設で現在は養老院となっています。ワーグナーの”ニュルンベルグのマイスタージンガー”のモデルになったハンス・ザックスは音楽の才能に優れた靴職人で、16世紀にこの救済院で自作の歌を公演したそうです。ハンス・ザックスはN大のT先生のライフ・ワーク、”ドイツの大道芸”の話にも出てきたので感慨もひとしおです。
ペグニッツ河畔に浮かぶ精霊救済院は商人で市参事だったグロースが、1331年に病人や老人のために創設した社会福祉施設で現在は養老院となっています。ワーグナーの”ニュルンベルグのマイスタージンガー”のモデルになったハンス・ザックスは音楽の才能に優れた靴職人で、16世紀にこの救済院で自作の歌を公演したそうです。ハンス・ザックスはN大のT先生のライフ・ワーク、”ドイツの大道芸”の話にも出てきたので感慨もひとしおです。
高さ19m、4段構造で中世の世界観を表しているそうです。(オリジナルはゲルマン博物館に)4段に配置された40体の像は最下段に哲学者と自由科目の学者、その上の段に福音史家と教父、次の段には選帝侯7人と英雄9人、最上段にはモーゼと預言者7人が立っている…と現地のガイドブックに書いてあります。泉を囲む鉄柵には金の輪が組み込まれていて、この輪を回すと幸運が訪れると言われているそうですが、-19℃では手が伸びなかった。
牧師の祈祷場所としてお金持ちの家ではこの出窓を造ったそうですが、飾り物としてつける家もあったそうです。木造は下落してしまうので大部分がコンクリート造りです。牧師を呼んで祈祷する、お金持ちであり敬虔なクリスチャンを気取ったのかも知れませんね。
第二次世界大戦で破壊を免れた唯一の市民邸宅で19世紀の所有者から”フェンボー・ハウスと呼ばれています。16世紀末の裕福な商人の住居です。バロック様式の化粧漆喰天井、ダンスホールや客室が当時のニュルンベルグの市民の財力や生活環境を物語っていると言います。しかしここも外だけっ…。現在は市立博物館となっている。
入り口上部の石造バラ窓は直径10mもある。北フランスの教会を模したもので(写真がはっきりしなくてスミマセン)フランケン地方では他に類がないそうです。内部には貴重な美術工芸品が多く、ルネッサンス初期デューラーと並んでニュルンベルグの名声を高めた芸術家の作品があるのです。もったいなくも内部見学が含まれていないこのツアー…あ~あ。