余りにも良く知られたお城です。ルードヴィッヒ二世が狂気であったが故に今に残り、まつわる物語と共に大いに人々の興味をそそる所となったのですね。大広間のシャンデリアや洞窟はミュージカル”オペラ座の怪人”のモデルになったとか聞いた覚えがある。ワーグナーのパトロンでもあったのですが、ワーグナーはこのお城を見ることなく亡くなっているそうです。
1589年ヴイルヘルム5世が自分の好みに合ったビールを造るために作った醸造所で、歴史はあるのですが、団体用の体育館のような所に押し込まれ情けなかった。その上、中国の小学生の団体も入って来たので驚いた。ドイツでは16歳からビールを飲んで良いそうで、保護者同伴なら14歳からと聞いたが、小学生と一緒に飲むなんて、こんなに泡は細かくて…でも楽しくないし美味しくない。お仲間の男性が階下のホールを覗いたらそれは賑やかで…と言っていました。一般市民が金曜の夜を楽しんでいます。
小さな街を廻って感激も覚めやらぬうち、ミュンヘンへ入りました。ミュンヘンはスキップしても良いのにと思う。1867~1909年に建てられた比較的新しいネオ・ゴシックの市庁舎。30分の自由時間に靴を買いたいとデパートへ入ったのですが、見渡すと高級デパートではないらしい。いい加減な靴ばかり…それにしても30分で”靴”は無理ですね。有名なパン屋さんの方へ廻れば良かったと悔やまれます。