ジロンド川沿いにあるプールス広場に広大な水の鏡がある。毎日10時から22時まで20分程の水のショウが繰り返されます。厚さ2cmの花崗岩タイルの上で素晴らしい現象を引き起こす。水が張られ15分間水の鏡となり、2mまで立ち昇る3分間の霧現象は夢のようです。噴水作家や景観作家によって造られたそうです。
街には便利なトラムが2003年から走っています。A,B,C線と行き先によって分かれていてそれ程複雑ではない。路面給電式といって線路の中央に電源線がある。デザインもお洒落でさすがフランスです。1時間乗り放題で1.4ユーロ、1日券4.1ユーロ、チケットは乗降場の自動販売機で買うのですが、結構面倒で皆さん添乗員のお世話になりました。
38年間もボルドー市長を務めたジャック・シャバン・デルマス。”パリは燃えているか”フランス・レジスタンスと自由フランス軍によるパリ開放のノンフィクションが映画化され(1966年)、彼をアラン・ドロンが演じた。終盤、降伏する前にパリを破壊しろと言うヒトラーの命令に背いてコルティック将軍は無条件降伏しパリを破壊から守った…涙が出て仕方がなかった感動が蘇えって来ます。
1096年教皇ユンバル二世に捧げられたこの大聖堂はラテン十字架形に建てられ12~16世紀にかけて建造され、初期建造物は身廊内部の一部に残っているだけだそうです。紋章やタンバンはルネッサンス様式とその時々の影響を受けて後陣や翼廊、門が造られていると言う。サン・ミッシェル大寺院やサン・スーラン大寺院と共にスペイン、サンチャゴへの巡礼路の重要なステップになっています。
1894-1902年にフランス革命の犠牲になったジロンド党議員と共和国成立の記念に建てられたそうです。それぞれに意味があり友愛、裕福や国力、三悪(虚無、悪徳、無知)追放がテーマで4頭立ての馬車は幸福のシンボルと言う。