メイン料理は”カレイのフリット、オレンジソース”。オレンジでカレーの匂いを消し上品な都会的な味に仕立ててある。酸味を際立たせスタイリッシュな素敵な一品です。厨房では帝国ホテルのかつての大先生、村上先生に似た古参の先生が指導しています。
まず前菜”鶏と野菜のテリーヌ田舎風”とても美しくてナイフを入れるのが勿体無いくらいです。ジュレや鶏のマッシュも自然に近い美味しさ、塩分控えめ優しい味で何といっても美しい。ジュレの上にほんの少量ですがキャビアがのっています。凄いですね。
当市に50年あまり続くプロ養成の料理学校があります。将来シェフやパテェシエになりたいという若者が高度料理経営学など本格的に学んでいる。月に数回彼らのお料理を提供している事を知り行ってみました。目標に向かって学んでいる若者が学生レストラン”ティファニー”をオープンしリーズナブルなお値段で(税込みたったの1200円)日本料理、西洋料理、中華料理を提供しています。
夫の命日です。術後の己の身体のリハビリに気をとられお盆や秋分の日などパスしてしまった。去年17回忌で家族で盛大に偲んだから、許して貰いましょう。大好きだった薔薇を”百万本の薔薇”に勝るとも劣らない気持でお供えしました。下品な事が大嫌いでいつも矜持を保っていた夫。少し神経質で…だから優しかったのかも知れません。お洒落で良い物好き、気に入った洋服は二着買う。お互いに結婚を約束した当時、姑の頑なな反対が長く続きどんなに不安であったことか…。彼の誠実なそして弱い立場の側に立つ、絶対的な信念を見抜いて共に歩んだ人生、間違っていなかったとつくづく思う今日この頃です。”もう一度やり直せる事が出来るなら、またあなたと歩みたい”何処かで流れていましたね。(夫に少しゴマをすって私に罰を当てないように…)
北海道の美味しいソーセージが手に入りました。好きな微炭酸の赤ワインもあります。体重のコントロールをしているけれどこんなに役者が揃ったのでは自制がききません。ドイツのキューネのマスタードロテッサもある。ワイン・グラスは2014年”フランスの美しい村めぐり”の旅の途中サンテミリオン(ワインで有名)で購入したバカラです…となるとワインとデッシュが落ちますねえ。もうこの歳になると誕生日なんて嬉しくない。誕生日…怖ゎ〜いです。
ウォーキングの途中、山栗を拾ってきました。昨年は足腰の痛さに山栗どころではなかった。長女の叱咤叱咤でウォーキングには行ったものの…。今年はJA朝市の栗がとても安いので山栗拾いにも気が入らない。でも雨上がりの翌日予想通り大きなものも落ちていました。山栗はホクホクで味が濃いんですよね。誰に手をかけて貰うわけでも無いのに立派に実らせ自然には感動します。