ショート。
いつもの人たちはいつも通りに良かったり悪かったりな感じだったので、
今回はいつも見ない人についての感想。あ、でも今回の無良君はけっこう良かった。
6位と健闘しているのが大変に顔のいい中村健人。
顔と同じく端正な演技だが、……やはり面白みっちゅうか個性が足りないと感じる。
ミスのない、きれいな演技だったけどね。今回。
逆に佐々木彰生なる人が面白かった。佇まいが何かエラそうな感じですが、演技は個性的。
体も動いて。動けるといえばアモディオにかなう人はいないと思うけど。
ショートでこういうプログラムを作ってくる根性もなかなかです。
木原龍一なる人。ちょっとスピードが全体になあ。
スピンなんかものすごく遅かったし。スピードが上がらないうちは上とは差が縮まらないだろう。
堀之内雄基なる人の棄権は可哀そうだった。最悪のタイミングで靴が壊れた。
しかしああいうもののスペアって持ってないもんかね?壊れる可能性は常にあるわけだから、
ある程度サブの靴を履きならしておくのも大事なんじゃないの?
それこそ、こんな風に棄権せざるを得なくなったら泣くに泣けないよ。
宇野昌麿、日野龍樹、田中刑事あたりは見たかったな。
その他の人は知らない人。
フリー。
いや、すごかった。今シーズンの日本男子の激戦ぶりはわかっていたことだが、
何がすごかったといって。――高橋大輔が。
やはりコイツはきめる時にはきめて来るヤツだよなー。
……というレベルをはるかに超えて、今回の演技はすごく良かった。久々に感動した。
本人も入り込んでいるのがわかったし、見ているこっちも別な世界に連れていかれた。
表現者として。ここまでの世界を構築出来るのはほんのわずかだ。大したものだ、やはり。
素晴らしい。
それに比べれば羽生結弦のフリーは、印象自体は、まあ良かったという程度。
ただ、高橋大輔のあの演技があって。
しかもショート1位で。
しかも最終滑走で。
2週間前には体調不良もあり。
18歳の彼には経験も体力も精神力もまだまだ足りない。
そういう状態で、あの演技が出来たのは、大変クレバーだったと思います。
気合いが入りすぎてペース配分を間違え自滅する、というパターンも十分に予想出来たのに、
その罠に陥らず、冷静に滑れていた。前半は淡々としすぎてちょっとつまらなかったが、
後半は良かったよ。その冷静さとショートでのリードがあって今回めでたく優勝。
まあ正直、フリーの出来で高橋に金メダルを上げたい気はしたけどね。
多分、男子シングル史上最高の一騎打ちでした。どっちも素晴らしい。
そしてわたしが嬉しかったのは無良くんの成功だね。
フランス大会の金メダルは単にまぐれではなかったってことだね。
地味だけれども着実に力をつけてきたと、そう思っていいんだよね?ね?
彼には、少数派である武骨系の滑りを極めて欲しい。欲を言えば全盛期のジュベールまで。
まだまだ上との差は遠いぞ。
中村健人は自分の会心の演技だったらしく、感極まって落涙していた。イケメンは得だと思った。
丁寧できれいな滑りで、しかしもう少し勢いがあってジャンプが跳べたらなーと惜しく思う。
今のままでは日本のトップグループには行けない。
今回大学4年生の選手たちが何人か「最後の全日本選手権」と紹介されていたけど、
大学卒業後、スケートとともに生きることが出来る人は日本の中でほんの何人か。
タイムリミットが近づいて来る。
田中刑事はまだ伸びしろがあると感じる。まだ高校生だし。
今回の演技もなかなか良かった。彼に何が足りないって、多分プログラムの面白み。
いい振付のプログラムで滑らせてみたい。化けるんじゃないかな。多分。
今季の町田樹のように。
今回の町田は良くなかったけど、彼は前半にうまくピークを持って来たからこそ
GPファイナルまで行けたんだし、シーズンを通じて良いなんてことはそうめったにあるもんじゃない。
そんなに力を落とさず、またこれから精進してくれ。
いやほんと見ごたえがあった。今回の男子シングル。
いつもの人たちはいつも通りに良かったり悪かったりな感じだったので、
今回はいつも見ない人についての感想。あ、でも今回の無良君はけっこう良かった。
6位と健闘しているのが大変に顔のいい中村健人。
顔と同じく端正な演技だが、……やはり面白みっちゅうか個性が足りないと感じる。
ミスのない、きれいな演技だったけどね。今回。
逆に佐々木彰生なる人が面白かった。佇まいが何かエラそうな感じですが、演技は個性的。
体も動いて。動けるといえばアモディオにかなう人はいないと思うけど。
ショートでこういうプログラムを作ってくる根性もなかなかです。
木原龍一なる人。ちょっとスピードが全体になあ。
スピンなんかものすごく遅かったし。スピードが上がらないうちは上とは差が縮まらないだろう。
堀之内雄基なる人の棄権は可哀そうだった。最悪のタイミングで靴が壊れた。
しかしああいうもののスペアって持ってないもんかね?壊れる可能性は常にあるわけだから、
ある程度サブの靴を履きならしておくのも大事なんじゃないの?
それこそ、こんな風に棄権せざるを得なくなったら泣くに泣けないよ。
宇野昌麿、日野龍樹、田中刑事あたりは見たかったな。
その他の人は知らない人。
フリー。
いや、すごかった。今シーズンの日本男子の激戦ぶりはわかっていたことだが、
何がすごかったといって。――高橋大輔が。
やはりコイツはきめる時にはきめて来るヤツだよなー。
……というレベルをはるかに超えて、今回の演技はすごく良かった。久々に感動した。
本人も入り込んでいるのがわかったし、見ているこっちも別な世界に連れていかれた。
表現者として。ここまでの世界を構築出来るのはほんのわずかだ。大したものだ、やはり。
素晴らしい。
それに比べれば羽生結弦のフリーは、印象自体は、まあ良かったという程度。
ただ、高橋大輔のあの演技があって。
しかもショート1位で。
しかも最終滑走で。
2週間前には体調不良もあり。
18歳の彼には経験も体力も精神力もまだまだ足りない。
そういう状態で、あの演技が出来たのは、大変クレバーだったと思います。
気合いが入りすぎてペース配分を間違え自滅する、というパターンも十分に予想出来たのに、
その罠に陥らず、冷静に滑れていた。前半は淡々としすぎてちょっとつまらなかったが、
後半は良かったよ。その冷静さとショートでのリードがあって今回めでたく優勝。
まあ正直、フリーの出来で高橋に金メダルを上げたい気はしたけどね。
多分、男子シングル史上最高の一騎打ちでした。どっちも素晴らしい。
そしてわたしが嬉しかったのは無良くんの成功だね。
フランス大会の金メダルは単にまぐれではなかったってことだね。
地味だけれども着実に力をつけてきたと、そう思っていいんだよね?ね?
彼には、少数派である武骨系の滑りを極めて欲しい。欲を言えば全盛期のジュベールまで。
まだまだ上との差は遠いぞ。
中村健人は自分の会心の演技だったらしく、感極まって落涙していた。イケメンは得だと思った。
丁寧できれいな滑りで、しかしもう少し勢いがあってジャンプが跳べたらなーと惜しく思う。
今のままでは日本のトップグループには行けない。
今回大学4年生の選手たちが何人か「最後の全日本選手権」と紹介されていたけど、
大学卒業後、スケートとともに生きることが出来る人は日本の中でほんの何人か。
タイムリミットが近づいて来る。
田中刑事はまだ伸びしろがあると感じる。まだ高校生だし。
今回の演技もなかなか良かった。彼に何が足りないって、多分プログラムの面白み。
いい振付のプログラムで滑らせてみたい。化けるんじゃないかな。多分。
今季の町田樹のように。
今回の町田は良くなかったけど、彼は前半にうまくピークを持って来たからこそ
GPファイナルまで行けたんだし、シーズンを通じて良いなんてことはそうめったにあるもんじゃない。
そんなに力を落とさず、またこれから精進してくれ。
いやほんと見ごたえがあった。今回の男子シングル。
テープ?で補修しようとしてたのにはビックリでしたね(^^;)
ちらっとアロンアルファも映ったような?
「これで補修出来たら、お金をかけずに(アロンアルファの)宣伝効果絶大だよなー」
と、ココロの汚れたオトナは反射的に思ってしまいました(^_^;)。
靴を抜いで、ブレード付け替えてまた履いてたらどっちみち間に合わないんです。だから履いたままなんとかしようとあがいたんだと思います。
ネジが一個取れた、くらいなら2分以内で止め直せますが、ブレードはさすがに無理です。
それにフィギュアってお金がかかるので浅田真央や高橋大輔みたいにスポンサー付いてる一部の人気選手を除き、みんなカツカツでやってるので、数万円もするブレードの予備なんて持ってないのですよ。
小さい頃から長い間スケート漬けの人生で、最期の全日本だと気合いを入れていたんですよ。かわいそうでした。
ハードな練習のため、何足か持っているイメージでしたが、そういうわけでもないんですね。
フィギュアスケートはお金がかかるスポーツでしょうから、靴も高いんでしょうね。
合う靴ってなかなか見つからないというし。
卒業組でしたか。
それはますます可哀そうです。一年後またがんばれ!と思っていましたが。残るだろうなあ。