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本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

フィギュアスケート 全日本選手権 2020 男子

2020年12月28日 | フィギュアスケート。
お~、久しぶりだなあ、ユヅル。へー、ショーマは4連覇中なのか。
え、ユヅルはカナダにいたわけじゃなかったんだ。でもNHK杯には出なかったの?
不思議。まあでも人との接触の危険性を考えればね。
自分よりも周りへの感染が気になるだろうし。


ショート。

佐藤駿。体のラインがきれいになってきたかな。
NHK杯の時はそれほど思わなかったけれども。スピンちょっと遅いで。
パイレーツオブカリビアンの曲、ちょっと剣戟の音がうるさかったかもね。
最後のスピンは良かった。

田中刑事は今回すごく体動いてるけど、根本的に踊る人じゃない。
真面目すぎるんだろうなー。もっと楽しめれば表現に幅が出る気がする。

鍵山優真。欲が出てから勝つって難しいよね。
この曲がシルクロードって気がしない。ジャンプ安定してるなー。
体動いているし、音も拾ってるし。相当ですね。
曲調に相当合わせてきてる。ふりつけも面白い。すばらしい。

ランビエール、この状況で来日するんだねえ。
良い悪いの判断は人によって違うと思うけど、来るのはすごい。
今回はユヅルとショーマのガチ対決。

ユヅル。ジャンプの軸がほっそいねえ……。相変わらず。針のようだ。
完成度高いなー。まるでエキシビだよ。このリラックス具合。この余裕。
まったくこの人は何物だよ。今更だけど。

山本草太。強くなれ。手足の長さを活かせ。よし、コンビ入った。
ステップ好きだったな。良かったんじゃないか。

ショーマは痛そうな転び方。
男らしい滑りになりましたかね。今まで思ったことはなかったが、
田中刑事とか無良くんの系統の武骨系へ移行しつつあるのかもしれない。
グレイト・スピリットは印象的な曲だったもんね。去年の衣装はかなり個性的で
あんまり素敵ではなかった。珍しいことに。
珍しいといえば、自分からこんなに喋りにいくショーマも珍しい。

友野の滑りは好きだが、大物ががっつりの演技をした後だと物足りないなあ。
軽やかさは武器だと思うが、比べると。


※※※※※※※※※※※※


フリー。

本田太一。痩せたねー。顔が変わった気がする。かっこよくなりました。
最後にするのか。ならばもうちょっと派手な曲でも良かったと思うが。
注目を浴びる姉妹の兄として難しいことも多々あっただろう。
最後は良い笑顔。おつかれさま。

友野一希。もうちょっと友野の軽さ明るさを活かしたプログラムの方が
いいような気がするが。まあ引き出しは多い方がいいとはいえ。
ジャンプが乱れがちだなー。

山川草太。4S決まったな。力強かった。
今後はやはりジャンプの成功率が鍵となってくるだろう。
がっつり決めたら映えるよね。このプログラムも。

佐藤駿。ショートの方が良かったかなあ。フリーはちょっと滑り急いでいてせわしい。
コレオの雰囲気は良かった。ちょっと本田武史を思い出したなー。

田中刑事。丁寧さは硬さにならず、いい演技に見えた。
ただ最後のジャンプは成功しないとね。これ決まればねー。
ステップはすごく良かったと思う。

それにしてもショーマ、貫禄が出て来たな。いい意味でおっさんみたいや。
今回は力強い、いい演技。4回転に4回挑戦したね。すぴんちょっと揺らいだ。
ふっふっふ。大喜びや。素晴らしい。
ランビエールとの関係性がいいんだろうな。ランビエール……かわいいな。
かわいいが今のご時世、スキンシップが気になってしまう。

鍵山優真。ユヅルほどじゃないけど、この人もジャンプの軸が細いな。
まあでもショーマのあの演技のあとでは多少見劣りしたのは否めない。
17歳がこの位置につけて、堂々と演技をしているだけで大したものですからね。
ジャンプ多少ミスしたけど、それに引きずられないことは素晴らしい。

いや、今シーズン初戦ですよ。
それなのに、結弦自身が琴の爪といいたいほど自然に音楽を奏でていた。
素晴らしい。ため息しか出ない。力の抜けた自然な演技。ほんと素晴らしい。
王者だねええ。ショーマの演技だってすごかったのに、それに大差をつけて。

だが、インタビューなんかを見ると、……なんか普通の人間から離れてしまってる
という気がして心配である……。
この状況で、コーチとほとんど連絡を取らないというのも普通じゃないというか。
大丈夫だろうか。心がどこか別の世界に行ってしまっている気がする。


とにかく今回の男子はショーマとユヅルがやはり飛びぬけていた。
いいものを見せてもらいました。久々に。ありがとう。


高橋/村中組はNHK杯よりはるかに楽しそうに踊れていて良かったですよ。
練習中、大変痛そうに転んだが村中は大丈夫だっただろうか。
仲良しでいい。若干仲良しすぎるかと思うほどだ。
次シーズン、オリンピックシーズン、どこまで上げていけるのだろうか。




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