プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

< ムトゥ 踊るマハラジャ >

2021年02月11日 | テレビで見た映画。
この作品がえらく流行った頃があって、インド映画、これからドーンと来るのか?
と思ったけれども、そこまでは続きませんでしたね。
その後何作かは上映されたけれども。
名作と名高いこの作品だけは見たかった。


でも実はこれ、3度目くらいの挑戦です。
テレビでやる度に録画はして、最初はがんばって見ようと思うんだけど……
すぐ飽きてしまって。その度挫折。
今回ようやくなんとか見られましたー。それでも後半はほんとに辛かった。

映像的には面白いと思う。
色鮮やかな画面、くるくる変わる(変わりすぎる)状況、歌も踊りも面白い。
が、なんといいますか、やはりこのコッテリ感……。
自分の感覚で面白いストーリーだとはとてもいえない。

でもインド映画はこういうのなんだ、こういうのが面白いとされるんだ、
という知識が得られたのは良かった。

そして、普段知ることのないインドの生活ね。
これが時代的に現代のことなのかどうかということすら知らないで見終わったが、
ふんふん、男女間の地位はこんな感じなのかーとか、
ラジャはいまだに慕われてるんだなあとか、
召使いたちはやはりカースト制の中にいるんだろうなあとか、
フィクションだから現実をどのくらい映しているのかは不明だが、イメージはつかめた。
フィクションからどの程度現実を見ていいのか、危ういところだが。

お母さん役の女優さんが好きだったな。
がんばって見た。見られたことが良かった。


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