なにげにレンタルしてしまっただけなのに、どういうわけか、心に残ってしまう映画って時々あります。
この映画がまさにそう。
新作で観たい映画がすでにレンタル中!!!またかいっ!これでいいわと手にしたのが「7月24日通りのクリスマス」だったのよ。
明日返却しますってことで、一回観てやっかと観たはいいけど、も一回、寝ずに観てしまった・・。
なぜに・・・。中谷美紀ちゃん大好き!!でもないし、大沢たかおくん大好き!!でもないし。好きなんだけど、佐藤隆太くんも好きなんだけど。私好みのスコーンとした映画でもないのに、また観たくなる映画でした。
ハッピーエンドのお話は、また見ようかなとは思います。
で、私はどうすりゃいいんですか、松子さんって悩むような、嫌われ松子をもう一回観ようとは思わないもんな、あたしは。
この映画、長崎に住んでる女の子が長崎をリスボンだと思い込んで、いつか素敵な男と恋をする妄想、大妄想の中で生きてる様子を描いてるだけなんだけど。なんだか素朴で笑ってしまえるところが心にあたたかい映画なのかもしれません。
長崎とリスボン、確かに似てるし。素敵な風景です。
出てくるキャラもそう悪人はいない。いやみもない。YOUさんが、おもしろがって、佐藤隆太くんにいけずするあたりは笑ってしまいます。書店の兄ちゃん、隆太くんの本のアニメが印象的でした。
しかし、この美紀ちゃん演じるだっさい女の子の大妄想。バカだと思っちゃいけません!だってこの人、今でも話題のジョセフ・マーフィーの潜在意識の法則とやらに正比例した生き方してるじゃん!!
思いは強し!信念は強し!彼女の生き方は、思いを潜在意識に植えつけてしまう思想だったのですねえ!!
潜在意識で思ったことは全て現実になる。このだっさい美紀ちゃんは、やってしまったのでした!
だから、大沢君扮するいい男に出会ったがために、雑誌買いこんで、だっさい→おっしゃれに方向転換するんですねえ。
まさに、マーフィーの法則を証明した映画っ、なわけよ!!なんて思ったのは、あたしだけよね(笑)
だっさい美紀ちゃんいいです。インパクトの少ない大沢くんもなんとなくいいです。
ただひとつ、物足りなかったのは、私の大好きなクリスマスツリーが地味だった・・・。これだけが、唯一の不満です。
大沢くんが照明デザイナーの役なんだから、イルミネーションをもうちょこっと、ツリー風にアレンジして派手にして欲しかったなあと、これ一箇所だけはインパクト強!にして欲しかったなあと、ホームアローン観すぎの私ならではの感想です。
クスっと笑えるぬくもりのある映画って、部屋にあるだけで気分がいい感じになっていきますね。こういうタイプの映画は必要です。
7月24日通りのクリスマス
価格:¥ 5,040(税込)
発売日:2007-05-18
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7月24日通りのクリスマス ~リスボンからのプレゼント~ 価格:¥ 2,500(税込) 発売日:2006-10-20 |
