去年になりますが
映画「ドライブマイカー」を観ました。
中高生の子どもと一緒に観るのは
ちょっとはばかられる感じでしたので
1人で観に行ってよかったです。
すごくいい映画でした。
(以下ネタバレ)
主人公含めて出てくる人々はみな
大切な人(妻、子ども、母、胎児…)
を失った人々で
残された者たちは忘れられない心の傷みを、喪失感を携えながら生きていく。
つらいけれど生きていかなくては…
そういう人たちへの応援歌のような
映画でした。
最後の劇中の手話のセリフが音声がないけどじわじわと心に沁みました。
この劇中の手話のセリフはほんとに素晴らしかったです。
Koreanの女性が手話で語る、
というのがポイントだったと思います。
大切な人を亡くした人々へ
「生き抜きましょう」と。
自分がそのことを強く信じて
自らの人生が終わりを迎えるまで
前に進むことと…
「drive my car」は「愛する人を失ってもなお、あなたはあなたの人生を生き抜きなさい」と言うメッセージが込められていた、
素晴らしい映画でした。
〜☆end☆〜