数ヶ月前にイベントで
映画「The true cost」の上映会があり
ファストファッション(FF)業界の
裏の世界を見ました。
「ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償」
バングラデシュの縫い子さんたちが
1日2ドルの日当で縫った洋服を、
先進国に展開するFFブランドの店で
消費者が短いサイクルで
買っては捨て買っては捨て、のビジネス。
縫い子さんは安い工賃で
奴隷労働させられているが、
賃金上げて欲しいと要求すると
メーカーから
「それならもっと安いところに工場を移す」と言われるので、
政府も労働者の要求に対しては
力で抑えこみ
暴行受けて亡くなる人も。
安い奴隷労働なくして
この業界はなりたたない
人権問題と環境問題を
FFは内包している。
経済学の学者が
「教育システム、交通システムは
変えてきたのに、
何故この経済システムは
批判できないのか、変えられないのか」
とコメントしていた。
システムを変えないと、と。
うちの娘もインスタ見ては
FFのお店に好んで足を運び、
子なりに手の届く値段の洋服を買っている
のでこの映画の話をしたところ
「そんなの有名な話だよ」
と一蹴されてしまった(汗
ラナプラザのビル倒壊で
1000人越えの女工さんが
亡くなったことも知ってた。
FFの問題を知ってること
→行動変容にはすぐには結びつかないと実感
「自分が買った洋服を作った
女性たちの低賃金労働や
被った健康被害に思いをいたしてみようよ」と話してみたら
「じゃあ、適正工賃で作られた
洋服を買えるのはどんな人?
一握りのお金持ちの人だけに
なっちゃうんじゃない?」
うん…そうなんだけど。。
〜☆end☆〜