以前、劇作家の方の講演会へ行きまして
こちらにも少し書いたのですが
その方の身近に不登校の経験をした人が
いるそうで
「"人と関わるのが苦手"
"1人が好き""集団行動は苦手"とか
だったみたいなんですが…
学校も、小学校、中学校もほとんど
行ってなかったみたい。
高校も進学したけど
途中でやめたみたいです。
でも親御さんがどんと構えた人で
あまり不登校というのは気にしていなくて
森や山など自然の中へ
よく連れて行っていたようです。
自然の中でたくさん過ごしていたみたい。
本人はお話しの世界がすごく好きで
今は演劇の世界で生き生きと
活動しています。
あとは手仕事が得意ですね。
学校へ行かなくても
問題ないと思う。
集団が苦手、とか
1人が好き、とかなら
お話しの世界が好きだったり
する子もいるし
手仕事とかすごくいいですよね。
そういう道を模索できたらいいのでは…」
という趣旨のお話しをされていたのが
印象的でした。
たくさんの人がいる教室が苦手
集団で授業を受けるのが難しい
勉強が難しい
などの特性があっても
例えば
◯お話しの世界を楽しむ
◯手仕事/モノ作りを楽しむ
◯お料理をする
◯絵を描く
◯音楽/楽器演奏を楽しむ
◯ダンスを楽しむ
◯身体を動かす
etc…
など、言ってみたら技能系の学科
(美術、家庭科、技術科、音楽、体育)
のような体験的な学びも
そのお子さんにとっては
将来につながる素晴らしい学びに
なるのでは、ということですね。
(手仕事)
⇩
校内フリースクールがあれば
その子のペースで
鉛筆動かす学習以外の
体験的な学びの機会を保障できて
いいのでは、と思ったり。
学校の中で、が難しいなら
そういった体験的な学びが楽しくできる
フリースクールへ行くことが
敷居低くできるなら
素晴らしいと思います。
鉛筆動かすだけが「学び」ではないので
学校を離脱しても
「学び」はあきらめない
ことが大事か、と。
そういった場所を
義務教育の場所としても
整備してもらいたい、と強く思います。