ぱたんぱたんと、雨が本格的になってきました。
そうして私には、ふって湧いたような身辺のただならぬ出来事。本人と夜2時までお話をしたけれど、 どこか平行線。溺れている人の着物の端を私たちが飛び込んでつかみ、「さあ,陸に上がろう」と言うのに、水の底に沈んだ借り物の時計を取りにいきたがっている溺者。 だから、帰ってくるまでちゃんと着物の端を持っていてくれという。私たちは、「あきらめて陸に上がって持ち主に謝るべき」と思っている。もぐっていけば、ひょっとしたら取り戻せるかもしれない。でも、浮き上がってこられないかもしれないんじゃないの。そうしたら、着物の端をつかんでいる私たちも諸共沈んでしまうかもしれないんじゃないの?
わたしはどうすべきなんだ?
深夜、家に帰るとメッセージが届いていた(bubeさん、お知らせ下さりありがとう。)
YR君が死んでしまった。 陳腐だなあ、って思いながら、人は死んでしまったらどこに行くんだろうと考えた。YR君はたくさんいい仕事ができただろうに。彼の頭の中に詰まっていた仕事の先はどこに行ってしまうんだろう。天のお空でもいいんだ。見たかったなあ。
長い夜だった。
今日は雨で、ほんと、に、さ。久しぶりに、何もかもが厭になってしまった。
そうして私には、ふって湧いたような身辺のただならぬ出来事。本人と夜2時までお話をしたけれど、 どこか平行線。溺れている人の着物の端を私たちが飛び込んでつかみ、「さあ,陸に上がろう」と言うのに、水の底に沈んだ借り物の時計を取りにいきたがっている溺者。 だから、帰ってくるまでちゃんと着物の端を持っていてくれという。私たちは、「あきらめて陸に上がって持ち主に謝るべき」と思っている。もぐっていけば、ひょっとしたら取り戻せるかもしれない。でも、浮き上がってこられないかもしれないんじゃないの。そうしたら、着物の端をつかんでいる私たちも諸共沈んでしまうかもしれないんじゃないの?
わたしはどうすべきなんだ?
深夜、家に帰るとメッセージが届いていた(bubeさん、お知らせ下さりありがとう。)
YR君が死んでしまった。 陳腐だなあ、って思いながら、人は死んでしまったらどこに行くんだろうと考えた。YR君はたくさんいい仕事ができただろうに。彼の頭の中に詰まっていた仕事の先はどこに行ってしまうんだろう。天のお空でもいいんだ。見たかったなあ。
長い夜だった。
今日は雨で、ほんと、に、さ。久しぶりに、何もかもが厭になってしまった。