超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波システム研究所

2018-03-14 20:53:02 | 超音波システム研究所2011

<脱気・マイクロバブル発生液循環システム>による非線形制御技術

<<キャビテーションのコントロール>>

超音波システム研究所は、
目的に合わせた効果的な超音波のダイナミック制御を実現する、
<脱気・マイクロバブル発生液循環システム>に関して
メガヘルツの超音波発振制御とのくみあわせにより
超音波の非線形現象をコントロールする技術を開発しました。

超音波液循環技術の説明

1)超音波専用水槽(オリジナル製造方法)を使用しています。
(材質は、樹脂・ステンレス・ガラス・・対応可能です)
2)水槽の設置は
1:専用部材を使用
2:固有振動と超音波周波数・出力の最適化を行っています。
(水槽の音響特性に合わせた対応を実施します)
3)超音波振動子は専用部材を利用して設置しています
(専用部材により、定在波、キャビテーション、音響流の
利用状態を制限できます)
4)脱気・マイクロバブル発生装置を使用します。
(標準的な、溶存酸素濃度は5-6mg/l)
5)水槽と超音波振動子は表面改質を行っています。

上記の設定とマイクロバブルの拡散性により
均一な洗浄液の状態が実現します。

均一な液中を超音波が伝搬することで
安定した超音波の状態が発生します。

この状態から
目的の超音波の効果(伝搬状態)を実現するために
液循環制御を行います
(水槽内全体に均一な音圧分布を実現して、
超音波、脱気装置、液循環ポンプ、・・の運転制御がノウハウです)

目的の超音波状態確認は音圧測定解析(超音波テスター)で行います。


ポイントは
適切な超音波(周波数・出力)と液循環のバランスです
液循環の適切な流量・流速と超音波キャビテーションの設定により
超音波による音響流・加速度効果の状態をコントロールします。

マイクロバブルの効果で
均一に広がる超音波の伝搬状態を利用します。

液循環により、以下の自動対応が実現しています。

溶存気体は、水槽内に分布を発生させ
レンズ効果・・・の組み合わせにより、超音波が減衰します。

適切な液循環による効率の良い超音波照射時は、
大量の空気・・が水槽内に取り入れられても
大きな気泡となって、水槽の液面から出ていきます。

しかし、超音波照射を行っていない状態で
オーバーフロー・・により
液面から空気を取り込み続けると、超音波は大きく減衰します。

この空気を取り入れる操作は必要です
多数の研究報告・・がありますが
液循環の無い水槽で、長時間超音波照射を行い続け
溶存気体の濃度が低下すると
音圧も低下して、キャビテーションの効果も小さくなります。
(説明としては、キャビテーション核の必要性が空気を入れる理由です
液面が脱脂油や洗剤の泡・・・で覆われた場合も空気が遮断され
同様な現象になります)

さらに、
超音波照射により、脱気は行われ
溶存気体の濃度は低下して、分布が発生します
単純な液循環では、この濃度分布は解消できません。

この濃度分布の解決がマイクロバブルの効果です。

脱気・マイクロバブル発生液循環が有効な理由です。

注:
オリジナル装置(超音波測定解析システム:超音波テスター)による
音圧測定解析を行い
効果の確認を行っています。

上記の液循環状態に対して
超音波プローブによるメガヘルツの超音波発振制御を行うことで
超音波の非線形現象が幅広い周波数帯で発生するとともに
ダイナミックな超音波の変化を実現します。

気体の流量・流速分布・・・を適切に設定することで
目的に合わせた、非線形現象を発生させることができます。

<<参考動画>>

https://youtu.be/l2Y42lSuvxU

https://youtu.be/61_E57OEB4s

https://youtu.be/9GZYTuzREe0

https://youtu.be/mlX94XFEqqY

https://youtu.be/u9xWEb-B1EQ

https://youtu.be/5BDITNLcjCY

https://youtu.be/PI3dAnnQmXQ

https://youtu.be/2KzAYORuq4w

https://youtu.be/W0ZgpzB0hSI

https://youtu.be/xodhREWmBfY

https://youtu.be/bjiKx2OULko

https://youtu.be/ACt7-McUujM

https://youtu.be/v6ZMZs-m3p4

https://youtu.be/aJ455bNFa4g

https://youtu.be/_Z5A7dLiEJk

 


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超音波出力の最適化技術

2018-03-14 20:41:36 | 超音波システム研究所2011

超音波出力の最適化技術

超音波出力の最適化技術を開発
(超音波の相互作用を解析・評価する技術を開発)

超音波システム研究所は、
超音波の非線形性に関する「測定・解析・制御」技術を応用した、
超音波のダイナミック特性を解析・評価する技術により、
超音波振動子・水槽・液循環(各 複数の場合を含む)に関する、
超音波の相互作用を<解析・評価>する技術を開発いたしました。

超音波テスターを利用したこれまでの
計測・解析により
各種の関係性・応答特性(注)を検討することで
超音波の各種相互作用を解析・評価する方法を開発しました。

注:
 パワー寄与率、インパルス応答・・・

超音波の測定・解析に関して
 サンプリング時間・・・の設定は
 オリジナルのシミュレーション技術を利用しています

この動画は
 28kHzと72kHzの超音波振動子の出力を
 最適化(28kHz~420kHzの範囲)
 した状態です

超音波システム研究所

 

 


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「超音波洗浄器」の使用方法(ノウハウ)

2018-03-14 20:41:22 | 超音波システム研究所2011

「超音波洗浄器」の使用方法(ノウハウ)

1)超音波を強くしたい場合は、洗剤を数滴入れて使用する

 

2)金魚のポンプを利用して液循環させる
 (循環量 毎分400ccぐらい 
  なるべく水面付近(水面から3cm)からすいこみ
  底面の角部に吐き出す
  全体がゆったり流れるようにする )

 

3)洗浄後、新しい洗浄液でもう一度リンス洗浄を行う
 (あるいは コップに入れて間接リンス洗浄する
  コップはなるべくビーカーに近い形状のものを選択する)

 

4)洗浄ムラがある場合は、ゆっくり洗浄物を揺らしながら洗浄する

 

5)よごれがひどい場合は、コップに洗剤を入れた間接洗浄で
  プレ洗浄を行う (超音波洗浄の基本は精密洗浄です)

 

6)材質や形状により、洗浄物を洗浄液にすべて入れないほうが強力な洗浄
  を行うことが出来る場合がある

 

7)どうしても取れない場合は、
液温を40-60℃にして
超音波のON/OFFを操作しながら洗浄する
( 場合によっては、ステンレスの「穴明きお玉(キッチン用具)」にのせて洗浄する )

超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/

 


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「音色」を考慮した「超音波発振制御」技術

2018-03-14 20:41:03 | 超音波システム研究所2011

「音色」を考慮した「超音波発振制御」技術


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散歩 超音波システム研究所 ultrasonic-labo

2018-03-14 20:40:03 | 超音波システム研究所2011

散歩 超音波システム研究所 ultrasonic-labo


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小型超音波振動子(40kHz  50W)

2018-03-14 20:39:48 | 超音波システム研究所2011

小型超音波振動子(40kHz  50W)


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オープンソースの統計解析システム 「 R 」 no.12

2018-03-14 20:39:36 | 超音波システム研究所2011

オープンソースの統計解析システム 「 R 」 no.12

<<超音波テスターによる測定データの解析>>
「R」を利用して、時系列データを解析している様子です

 


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超音波(洗浄機、表面処理装置、攪拌機械・・)

2018-03-14 20:39:20 | 超音波システム研究所2011

超音波(洗浄機、表面処理装置、攪拌機械・・)

 


超音波水槽と液循環の最適化技術を開発

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(超音波の測定・解析に基づいた制御システムを開発)

超音波システム研究所は、
 超音波水槽内の液体に伝搬する
 超音波の状態を測定・解析する技術を応用して、
 水槽の構造・強度・製造条件・・・による影響と
 液循環の状態を
 目的に合わせた超音波(音響流・キャビテーション)の伝搬状態に
 設定・制御する技術を開発しました。

この技術は、
 複雑な超音波振動のダイナミック特性(注1)を
 各種の関係性について解析・評価することで、
 循環ポンプの設定方法(注2)により、
 超音波による物理的な刺激、化学反応・・の効果を
 目的に合わせて設定する技術です。

注1:超音波システム研究所のオリジナル技術
   「音色」を考慮した「超音波発振制御」技術を利用しています

「音色」を考慮した「超音波発振制御」技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1082


注2:水槽と循環液と空気の
  境界の関係性に関する設定がノウハウです。
  オーバーフロー構造になっていない水槽でも対応可能です。

具体的な対応として
 現状の水槽による、超音波の伝搬状態を
 目的とするキャビテーション・加速度の効果を最適にする
 非線形現象(バイスペクトル)として設定・制御することができます。
 
 超音波テスターを利用した計測・解析により
 各種の関係性・応答特性(注3)を検討することで
 超音波の各種相互作用の検出により実現しました。

注3:パワー寄与率、インパルス応答・・・

超音波の<ダイナミック特性を考慮した制御>技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1142


 超音波の測定・解析に関して
 サンプリング時間・・・の設定は
 オリジナルのシミュレーション技術を利用しています

超音波伝搬実験に関する「シミュレーション」技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1291

なお、今回の技術を
 超音波システムの液循環方法の改良技術として
 コンサルティング対応しています。


超音波水槽の構造・大きさと
 超音波(周波数、出力、台数・・)に合わせた
 <超音波>と<水槽>と<液循環>のバランスによる
 超音波の最適な出力状態を測定・解析データとともに
 提案・改良・報告します。


本来は、水槽の新規製作、新規設置、新規超音波の固定、・・・
 が最もよいのですが、
 現実的には、現状の改良として
 液循環ポンプの追加改良で実現させることが
 これまでの事例から
 費用と効果の最適化になると判断して
 提案しています。

必要性と要望により
 新規設計・開発にもコンサルティング対応します。



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<超音波システム研究所 ultrasonic-labo>

2018-03-14 20:37:51 | 超音波システム研究所2011
ナノレベルの攪拌技術

--超音波の非線形現象を制御する技術による
 ナノレベルの攪拌・乳化・分散・粉砕技術--


超音波システム研究所は、
「超音波の非線形現象(音響流)を制御する技術」を利用した
 効果的な攪拌技術を開発しました。

今回開発した技術は
 具体的な対象物の構造・材質に合わせ、
 効果的な超音波(キャビテーション・音響流)伝搬状態を、
 間接容器・液循環・超音波の出力制御により実現します。

特に、
 音響流による、高調波の刺激により
 ナノレベルの対応も十分に実現しています

金属粉末をナノサイズに分散する事例から応用発展させました。

超音波に対する
 定在波やキャビテーションの制御技術をはじめ
 間接容器に対する伝播制御技術・・・により
 適切なキャビテーションと音響流による攪拌を行います。

これまでは、各種溶剤の効果と超音波の効果が
 トレードオフの関係にあることが多かったのですが
 この技術により
 溶剤と超音波の効果を
 適切な相互作用により相乗効果を含めて
 大変効率的に利用(超音波制御)可能になりました。

オリジナルの超音波伝搬状態の測定・解析技術により、
 音響流の評価・・・・多数のノウハウ・・・を確認しています。





■参考動画

http://youtu.be/zmyva0Nx_aI

http://youtu.be/uubltXrF7rk

http://youtu.be/YOFgT9cq3GA

http://youtu.be/l3f0OqG-w5c

http://youtu.be/yMBE3lSRt3I

http://youtu.be/n-GwyCZt154

http://youtu.be/ZfmlvwkzSqA

http://youtu.be/5X8ByWnhJyo



















 

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2種類の超音波振動子(38kHz,72kHz)を利用した実験 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)

2018-03-14 19:28:36 | 超音波システム研究所2011

2種類の超音波振動子(38kHz,72kHz)を利用した実験 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)

超音波システム研究所は、
 2種類の異なる周波数の超音波(振動子)による
 目的に合わせた超音波の非線形現象(音響流)制御を実現する
 推奨超音波システム(洗浄、加工、撹拌・・)技術を開発しました。


推奨システム概要

1:2種類の超音波振動子(標準タイプ 38kHz,72kHz)

2:超音波専用水槽(標準タイプ 内側寸法:500*310*340mm)

3:脱気・マイクロバブル発生液循環システム

4:制御BOXによる、超音波出力と液循環の最適化制御システム

5:超音波テスターによる、音圧管理システム

超音波

 MIRAE ULTRASONIC TECH. CO
 1)精密洗浄シリーズ(72KHz 300W)

 株式会社カイジョー 
 2)投込振動子型超音波洗浄機 200G (38kHz 150W)

注意:水槽については、エージング処理により
   通常の水槽でも調整対応可能です

*特徴

超音波専用水槽による効果的な装置です

効率の高い超音波利用により
通常の水槽では強度・耐久性が不十分です

洗浄・攪拌・表面改質・・・対象と目的により
2種類の超音波(振動子)を組み合わせて制御します

推奨タイプの組み合わせは
 38kHz、72kHzの状態です
(主要周波数の実測値事例 33.7kHz 71.4kHz
 水槽により数値は大きく変化します)

ポイントは
超音波の正確な発振周波数の測定・解析・確認と
解析と超音波利用目的に基づいた
超音波伝搬状態を実現させる
以下の技術です

1)マイクロバブルを利用した、専用水槽内の「液体」の均一化
2)超音波の非線形現象(音響流)制御としての「液循環」
3)超音波の発振制御(注)

注)シャノンのジャグリング定理を応用した「超音波制御」方法
http://ultrasonic-labo.com/?p=1753

治工具と各種の制御により、超音波照射状態を適正に設定することで、 
 キャビテーションと加速度(音響流)の効果を、 
 目的に合わせた状態にコントロールできます。


-システムの応用事例-
 ガラス製の水槽を利用した精密洗浄
 間接容器を利用した表面改質
 ナノレベルの攪拌・乳化・分散・粉砕
 各種の化学反応処理
 メッキ液・コーティング液の開発
 ナノ粒子の製造
 複雑な形状へのコーティング・・表面処理
 表面の残留応力の緩和処理
 水の改質(ラジカル化)
 表面弾性波を利用した目的のサイズの霧化 
 ・・・・・・・

 


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