超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波データの統計処理(多変量自己回帰モデル解析)

2018-03-15 06:28:49 | 超音波システム研究所2011

超音波データの統計処理(多変量自己回帰モデル解析)

統計的な考え方について

http://youtu.be/JpT9S93P4to

http://youtu.be/dSs7tiwCQck

http://youtu.be/P12Cel1kGxs

<データの統計解析に関する資料>

<統計的な考え方について>
統計数理は以下のように考えられています

統計的な物の見方というのは、
1)我々がどのように自分が持っている知識や情報を利用しようとするのか
と言うことに関係する(すなわち、主観的な発想に基づいている
2)具体的な経験・知識に基づいた心の枠組みで考える(すなわち、具体的である)
3)物事の量的な特性に対するいろいろな考え方が豊かになっていく展開
 (すなわち、抽象的である)

まとめ
 統計数理には、抽象的な性格と具体的な性格の二面があり、
 具体的なものとの接触を通じて
 抽象的な考えあるいは方法が発展させられていく、
 これが統計数理の特質である



超音波洗浄にとっては、
 目的に適した表面の実現が問題で、
 単純な洗浄評価よりは更に詳しく
 利用目的における評価・トラブル・・・の
 安定性・ばらつきが問題になります。
この場合は目標を目指しての一回の洗浄プロセスの効果として
 その関連データを測り、その散らばり(分布)について確率を求めます。

対象の中で特定の特性を持つ物の数を表す数値は
 古くから統計と呼ばれて来ています。
そこで、多数の結果の中で一定の値
 (正確にはその近傍の値)が現れる確率を検討する方法を
 統計的な見方と呼びます。
超音波洗浄の改善・効果を考える場合には、
 洗浄の結果・評価(数値化)の方向と
 効果(不具合やトラブル・・の改善)についての統計的な検討が必要になります。

ここまでの話は常識的なものですが、
 ここから更に一歩踏み込んで洗浄の動き自体の検討に進みます。
この場合は、効果的な洗浄事例に従ったりして
 その結果を統計的に確認するという方法だけではなく、
 洗浄を生み出す条件<洗浄物・数量・洗浄時間・・・>と
 超音波の動きの構造<音圧・変化・キャビテーション・・・>を
 数値・図形・・・で捉えることが必要になります。

ところが、洗浄を生み出すシステムの仕組みは、
 社会の仕組みのように無数の部分の繋がりで出来上がっています。
この複雑なシステムの動きを、
 その構成部分の動きの総和として捉えようとするのが統計的な見方です。
この場合、最終的には超音波の洗浄物への動きを生み出すための
 単純化したイメージが必要になります。

このイメージの構築の基本要素は、超音波の仕組みの知識と、
 これまで強調して来た最終的な超音波洗浄に関する動きの目的意識です。
これらによって試行錯誤的にイメージの改善を進めることになります。

こんな面倒な話は聞きたくもないと思うかも知れませんが、
 「天は自らを助けるものを助ける」と言うように、
 超音波洗浄は人から教えられるものだけでは不十分で、
 自分で考えて仕上げることが不可欠です。

その場合に「統計的な見方の有効利用」が成功へのキーワードになります。






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音響特性 Acoustics

2018-03-15 06:26:23 | 超音波システム研究所2011

音響特性 Acoustics


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キャビテーション制御

2018-03-15 06:25:44 | 超音波システム技術

キャビテーション制御




脱気マイクロバブル発生装置
音響流制御
キャビテーション制御
超音波伝搬状態の計測・解析

超音波(伝搬状態)測定・解析に特化した、
  << 超音波コンサルティング >>を提供します

 超音波の非線形性現象を認識して、
 その効果を利用しています。

***********************
超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/
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超音波とマイクロバブルによる表面改質(応力緩和)技術

2018-03-15 06:25:24 | 超音波システム研究所2011

超音波とマイクロバブルによる表面改質(応力緩和)技術


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超音波洗浄器の液循環効果

2018-03-15 06:25:03 | 超音波システム研究所2011

超音波洗浄器の実験での

各種の設定

マイクロバブル、間接容器、液循環

による

<レンズ効果、キャビテーション効果、加速度効果>

のミックス状態を紹介します


ポイント
 水槽内の3次元的な液循環の設定が
 もっとも重要です

 さらに追及すると
 時間経過を考慮した
 4次元的な液循環の設定が
 安定した超音波利用を実現させます



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超音波実験 Ultrasonic experiment (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)

2018-03-15 06:24:47 | 超音波システム研究所2011

超音波実験 Ultrasonic experiment (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)

この動画は
キャビテーションによるステンレス表面のダメージを
モニター画面に表示している様子です

 


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超音波システム研究所

2018-03-15 01:07:45 | 超音波システム研究所2011

超音波システム研究所(所在地:東京都八王子市)は、
 流水、脱気・マイクロバブル発生装置・・・を利用した
 超音波の非線形現象(音響流)をコントロールする技術を開発しました。


-この技術による応用事例-
 音響流とキャビテーションの最適化による超音波洗浄
 音響流制御による超音波攪拌(乳化、分散、粉砕)
 音響流による伝搬周波数の変化を利用した化学反応の制御
 音響流とマイクロバブルによる表面改質(残留応力の緩和)
 音響流を利用した加工液による加工装置への応用
 音響流によるメガヘルツのシャワー効果
 音響流によるメッキ液の改良
 ・・・・・・・

 ガラス製の水槽を利用したソノケミカル反応実験
 ナノ粒子の製造実験
 霧化サイズのコントロールによるコーティング実験
 各種材料の攪拌実験
 ・・・・・・・

 ガラス部品の精密洗浄実験
 複雑な形状・線材・・の表面改質実験
 溶剤・・の化学反応実験
 ・・・・・・

<<音響流の利用技術>>

1)2種類の超音波を利用した洗浄
2)流水式超音波洗浄(超音波シャワー)
3)表面を伝搬する高調波(1MHz以上)の利用
4)ガラス・樹脂・ステンレス・・各種容器の音響特性を利用
5)キャビテーションと定在波の最適化(音圧測定解析)を利用
6)その他(非線形現象、相互作用・・)
 流れる水に超音波を伝搬させ、
 シャワー状にして洗浄対象を洗浄する・・・


以下の動画は、上記に関する基礎実験の様子です


<参考動画>

https://youtu.be/rcYNWm2v9Wg

https://youtu.be/-oA7PLSPjek

https://youtu.be/T4c6CM69XYI

https://youtu.be/vM2uzyHn3EI

https://youtu.be/hbte4mBiyP8

https://youtu.be/sIzWx9BYGFA

https://youtu.be/mvs-Mw98iII

https://youtu.be/2THX6_v0yqc

https://youtu.be/NMYDrrAZOYs

https://youtu.be/inMgTigbYX8

https://youtu.be/z5grFmIn4kY

https://youtu.be/UH29fkJL4kU

https://youtu.be/SLhlgcKkBqs

https://youtu.be/imDhfDVrMxw

https://youtu.be/Y7w5CH9PYW0

https://youtu.be/BXAWfY0qJdU


 「脱気・マイクロバブル発生装置」は
  中性洗剤、アルコールに対しても利用可能です。
  現在利用している超音波洗浄液・・・に対しても
  確認テストにより、利用することができます。

 但し、各種の液体に対して、音響伝搬特性の測定解析を行い
  適切な治工具や容器との組み合わせ・・・が必要になります。


 「脱気・マイクロバブル発生装置」による効果は
  効率的な超音波照射を実現するとともに
  ナノバブルの発生につながります。
  さらに、一定時間の超音波照射により
  ナノバブルの量がマイクロバブルの量より多くなります。
  その結果、
  非常に安定した超音波の非線形制御を行うことができます。
  (マイクロバブルによる超音波伝搬状態の効果は、
   適切なサイズの範囲があることを、計測・解析により確認しています)


 様々な応用事例が発展しています。

 40kHzの超音波を利用して
 音響流の制御により1MHzの伝搬状態を実現させることも可能です

 あるいは
 40kHzの超音波を利用して
 音響流の制御により10kHz以下の振動モードを利用した
 高い音圧レベル(100-1000倍)の実現も可能です

コンサルティング対応しています。


<<参考>>

超音波の非線形現象(音響流)をコントロールする技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1996

小型ポンプによる「音響流の制御技術」
http://ultrasonic-labo.com/?p=7500

超音波の「音響流」制御による
「表面改質技術」
http://ultrasonic-labo.com/?p=2047

「流水式超音波システム」
http://ultrasonic-labo.com/?p=1258

超音波の組み合わせ制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=7277

 


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