ナノテクノロジーとソノケミカル( Ultrasonic experiment )
http://youtu.be/EZ6t0XielqY
流れとかたち・コンストラクタル法則 ultrasonic-labo
散歩と読書(超音波システム研究所)
反秀才について
「熟慮断行では足りない。熟慮、祈念、放下、断行が必要だ」伊庭貞剛
柘植俊一のことば
「訃報:柘植俊一さん71歳=筑波大名誉教授、航空宇宙工学専攻(2003年06月22日) 」
「柘植俊一さん71歳(つげ・しゅんいち=筑波大名誉教授、航空宇宙工学専攻)21日、
心筋こうそくのため死去。(省略)
乱流が生む渦の理論的解明で知られ、
著書に「反秀才論」などがある。少年少女への柔道指導にも力を注いだ。」
昭和7年(1932年)4月1日生まれの東京人である。
昭和29年東大工学部電気工学科卒業。
昭和34年大学院数物系研究科航空学専攻終了。
昭和35年防衛大助教授。
昭和44年NASAエイムス研究所上級研究員。
昭和54年筑波大学構造工学系教授。
秀才の方法
「『既存の最先端理論』や『既存の最先端研究』の成果を捜し出して、
それをもとに自分の問題に当てはめようとする」だろう。
そして、こういった「ひな形(=教科書的事例)」がない場合には、この方法は決してうまく行かない。
反秀才の方法
自分で実験してみた経験から出る、
「反秀才」の神憑かり的な直観力が物を言うのだろう。
日本の反秀才の方法(石井孝雄(日本オイルシールNOK総合技術研究所)
1)本を読むことではなく、
実験装置を作ることでもなく、シールにたずさわったことのある人を求めて
内外を問わず接近し、現場の職人たち
(頭でなく、いわば皮膚感覚でオイルシートを知っている人たち)
の言に耳を傾け、それを収録してまわった。
2)これら多くの真実らしき断片を見据えて、
その奥にある統一的メカニズムを描像することだった。
基本となった考え方
「『要はまじめに働けばよいのだ。
日本人だって煎じつめるとそれだけではないか。
そして環境さえ醸成すればどんな人種でも特に貧しい人なら必ず、まじめに働くのだ。』
という彼の発見した法則は普遍的である。
秀才と反秀才の違いは
「ロゴス(論理)」と「パトス(情念)」で見極められると柘植は言う。
つまり、秀才に共通するもの「知能」の高さであり、
反秀才に共通するものが「情熱」の大きさであるというのである。
われわれ理論研究においても、歴史は、大学や国立の研究所以外のごく民間人が大貢献してきたのである。
フェルマーの定理のフェルマーは法律家であった。
ニュートンですら一地方公務員であるときに素晴らしい業績を残している。
ルベーグは高校の先生、グリーンの定理のグリーンは学外の独学者であった。
もちろん、アインシュタインは特許局員にすぎなかった。
フェルマーの定理を証明したワイルス博士もその証明の時には、一種の在宅研究者であった。
こういう人々は非常に多い。
確かに教育は大学、大学院で受けることもあるが、
基礎研究は結局その人個人個人の『情熱』に依存しているからである。
この意味では、理論研究であったとしても、
基本的には、実験研究や開発と同じで、私設研究所、
個人研究所が非常に大きな役割を果している、ということである。
Sofia Gubaidulina's "Seven Words" performed in Eurythmy
Sofia Gubaidulina - Rejoice!, I-II
流れ・波・渦・・の観察 (東京都 八王子市 ゆどのがわ)
川の流れを観察しています
To observe the flow of the river
超音波利用に関して
流れの観察経験(注)により
音響流を直感的に
とらえられるようになります
注:
くりかえし
超音波と
流体の変化(流れ、渦、波・・)を
観察して
イメージを修正しながら
音響流に関する論理モデルを考え続けます
1年ぐらい経過してくると
ぼんやりと、洗浄物に対する
音響流の影響がわかります
実験・検討を繰り返すと
音響流に対する対象物固有の現象が
流れを見て感じるようになります
現在は、次のステップとして
非線形現象を含めた
各種の相互作用を
表面処理に応用するために、
「流れの様子を」観察・研究しています
音響流
一般概念
有限振幅の波が
気体または液体内を伝播するときに、
音響流が発生する。
音響流は、
波のパルスの粘性損失の結果、
自由不均一場内で生じるか、
または
音場内の
障害物(洗浄物・治具・液循環)の近傍か
あるいは
振動物体の近傍で
慣性損失によって生じる
物質の一方性定常流である。
流れとかたち
コンストラクタル法則(constractal law)
Adrian Bejan & J.Peder Zane
散歩<モデルと現状のシステムとの関係性について>
<モデルと現状のシステムとの関係性について>
( 考察する場合の注意事項 )
1)先入観や経験は正しくないことがあると考える必要があります
2)モデルの本質を考えるためには、
圏論(注)を利用することが有効だと思います
実際に応用化学や量子論などで積極的に利用されています
注:圏論は、数学的構造とその間の関係を抽象的に扱う数学理論
超音波システム研究所
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超音波装置の最適化技術をコンサルティング提供
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超音波水槽の新しい液循環システム
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現状の超音波装置を改善する方法
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通信の数学的理論
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音色と超音波
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モノイドの圏
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物の動きを読む
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