超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

玲瓏なる境地

2024-12-06 23:16:39 | 超音波システム研究所2011

玲瓏なる境地


「高木の解析概論」として知られる解析学の名著。
初学者のために初等函数の解析的性質をとらえることを通して
一般解析学を詳説したもので、
わが国数学界に不動の地位をしめている。
数学を学ぶ人すべての座右の書。


解析概論 改訂第3版 軽装版 単行本
高木 貞治 (著)
出版社: 岩波書店; 改訂第3版 (1983/9/27)




・・
微分積分や解析・・といったことが嫌いでした
工学に利用できれば良いといった考え方で読んでいました
・・・

新しい技術の研究開発を経験する中で
深い理解の重要性や
全体の把握といったことを
強く感じるようになり
以下の文章の深さを実感するとともに
超音波伝搬現象の複素関数表現を利用するアイデアが生まれました

「・・・虚数積分に触れてから約百年を経て、
 我々はこの玲瓏なる境地に達しえたのである」




・・・

岡潔の言葉(人は実例に出合わなければ決してわからない)のように

解析関数の論理が
超音波伝搬現象の実例を通して理解できたように感じます




超音波技術(アイデア)
http://ultrasonic-labo.com/?p=7031

超音波発振・計測・解析システム(超音波テスター)
http://ultrasonic-labo.com/?p=7662

表面弾性波の利用技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=7665

通信の数学的理論
http://ultrasonic-labo.com/?p=1350

音色と超音波
http://ultrasonic-labo.com/?p=1082

モノイドの圏
http://ultrasonic-labo.com/?p=1311

物の動きを読む
http://ultrasonic-labo.com/?p=1074



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超音波発振制御プローブに、非線形現象のコントロール実験ーー超音波プローブの伝搬特性を利用した、ファンクションジェネレーターのスイープ発振条件設定技術ーー(超音波システム研究所)

2024-12-06 20:06:18 | 超音波システム研究所2011
超音波発振制御プローブに、非線形現象のコントロール実験ーー超音波プローブの伝搬特性を利用した、ファンクションジェネレーターのスイープ発振条件設定技術ーー(超音波システム研究所)


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中谷宇吉郎  『科学の方法』

2024-12-06 19:43:09 | 超音波システム研究所2011

 

http://youtu.be/Vifwq6LEvO8

http://youtu.be/a81f9GHnhfc

中谷宇吉郎  『雪』 1940 岩波文庫に対する感想

私は以下のような実験にいたる経緯について
本人により書かれたものとして、大変貴重な文章だと思います

特に、技術者の実験に対する考え方に
 大きな影響力を与える本であると思います




・・概要・・・ 
1932年の冬から始められた雪の結晶形の研究では、

まず札幌と
 十勝岳の標高1,000メートルの
 山小屋での結晶の顕微鏡写真撮影により、

北海道の雪結晶がその形態でも大きさでも
 著しく多様性に富んでいることがわかった。

その種々の結晶形が
 いかなる条件で生成するかを
 実験的に調べるために、

当時まだ世界に類をみない
 常時低温研究室を北大内に建設し、

1936年春
 ここで雪結晶の人工製作に初めて成功した。

自ら考案した
 二重ガラス円筒型結晶成長装置の中の

気温と水蒸気の過飽和度の組み合わせを
 色々変えて実験し、

上記の2要素をそれぞれ
 縦軸と横軸に取った図表上に
 各条件下で成長する
 結晶形の記号を示したものは、

のちに
 「中谷ダイヤグラム」と呼ばれるようになった。
・・・・・



中谷宇吉郎  『科学の方法』 1958 岩波文庫

<<<

科学は自然の実態を探るとはいうものの、

 けっきょく広い意味での人間の利益に

 役立つように見た自然の姿が、

 すなわち科学の見た自然の実態なのである。  

>>>



超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/

超音波システム研究所<理念>
http://ultrasonic-labo.com/?p=1985

超音波システム研究所<理念Ⅱ>
http://ultrasonic-labo.com/?p=3865







どんな素朴な見方でもいいから、
 自分の眼でものを見、

どんな単純な考え方でも結構だから、
 自分の頭でものごとを考える習慣を
 つけるのが
 先決問題である。

そしてそれが
 科学の第一歩である。
(中谷宇吉郎著 科学と社会 より)



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超音波シャワー実験(チタン製ストローの表面弾性波利用)

2024-12-06 19:36:45 | 超音波システム研究所2011
超音波シャワー実験(チタン製ストローの表面弾性波利用)


<超音波洗浄では、音響流のダイナミック制御が重要>


<<音響流>>
一般概念


有限振幅の波が
 気体または液体内を伝播するときは、
 音響流が発生する。


音響流は、
 波のパルスの粘性損失の結果、
 自由不均一場内で生じるか、
 または音場内の障害物(洗浄物・治具・液循環)の近傍か
 あるいは振動物体の近傍で
 慣性損失によって生じる物質の一方性定常流である。


音響流は、
 大多数の超音波加工工程、
 浄化、乾燥、乳化、燃焼、抽出・・・過程での
 重要な強化因子であり、
 媒体内の熱交換と物質交換を著しく促進する。


加工工程での音響流の作用効果は、
 それらの速度と寸法因子によって決まる。




<<オリジナル非線形共振現象>>
超音波の発振制御により発生する高調波の発生を
 共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる
 超音波振動の共振現象
(サブハーモニックのコントロールがノウハウ)



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超音波の時系列データ解析(音圧データ・自己相関・パワースペクトル・バイスペクトル)

2024-12-06 19:31:17 | 超音波システム研究所2011
超音波の時系列データ解析(音圧データ・自己相関・パワースペクトル・バイスペクトル)




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ポリイミドフィルムに鉄めっきを行った部材を利用した超音波プローブによるメガヘルツ超音波のダイナミック制御実験(超音波システム研究所)

2024-12-06 19:13:41 | 超音波システム研究所2011
ポリイミドフィルムに鉄めっきを行った部材を利用した超音波プローブによるメガヘルツ超音波のダイナミック制御実験(超音波システム研究所)


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超音波洗浄器の非線形発振制御実験(超音波システム研究所)

2024-12-06 19:07:42 | 超音波システム研究所2011
超音波洗浄器の非線形発振制御実験(超音波システム研究所)




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基礎実験(ポリイミドフィルムに鉄めっきを行った部材を利用した超音波プローブ)

2024-12-06 19:06:44 | 超音波システム研究所2011
基礎実験(ポリイミドフィルムに鉄めっきを行った部材を利用した超音波プローブ)


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超音波洗浄器による、メガヘルツの超音波洗浄技術ーー音響流のコントロール技術ーー(超音波システム研究所)

2024-12-06 19:05:29 | 超音波システム研究所2011
超音波洗浄器による、メガヘルツの超音波洗浄技術ーー音響流のコントロール技術ーー(超音波システム研究所)


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空中超音波実験(エアーブローと超音波の相互作用を利用した超音波制御)

2024-12-06 19:00:15 | 超音波システム研究所2011
空中超音波実験(エアーブローと超音波の相互作用を利用した超音波制御)




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