ジェイクとエルウッドの大人模型部

仕事もするけど趣味もやる! 充実した大人ライフを送る、数多の大人模型ヤーの掃き溜め「大人模型部」へ、いらっさい!!

ティエレン地上型 1/144 HG その1

2007年12月24日 16時40分03秒 | 部活動
エルウッド(L):部活第二弾は、いよいよ中華の鉄人ですぞ!



ジェイク(JK):前回の失敗は分かってるよな。ちゃんとイメージできてんのか?

L:そうすねぇ…、下地のイメージは 『角角』 ですかね。エッジの鉋掛けが恐らく一番の重要ポイントですよな。

あと肉抜き穴がね、装甲各所に見られますな。腰辺りはちょっとしんどいんで黒塗りでオミットするとしても、手首、足首、腰、上腕あたりは塞いどいた方がいいすな。

JK:デザイン的な追加は特に無いのか? 

鋳造表現や溶接跡とか、鋲くらいはあっても悪くないだろ? 鉄人のデザインならハマるんじゃないか?

L:溶接跡は考えたんだけど、このスケールで果たして必要かどうか?

ATとかのスケールならあるべき表現なんでしょうがねぇ。

だから鋲もちょっと考えモンかと。確かに良いアクセントにはなりますがねぇ。

あとはアンテナを金属線に換えるとか、胸の銃口を弄くるくらいかな。

基本的な改修くらいでしょうなぁ。

JK:プロポーション改修は殆ど必要無いよな。実際かなり良く出来てるみたいだし。

L:あとは塗装イメージですが。

今回はですね、あえて 『水彩画』 で行こうかと。

JK:おおっ、あの例の塗装方法か? そりゃぁまた見ものやねぇ。

L:地味だけど目立つかも知れないっちゅうチョイスで。

そのためにも撮影方法とかは改めて考えたいですが、まぁ焦らずに下地から。

   

JK:って、早いね、今回(笑)。

L:いや、作っててビックリ(笑)。何コレ。すんごい組みやすいですわ。

ストレスゼロですよ。良く考えて分割されてるんですな。

デュナメスやエクシアは細かさが目立ちましたが、これは違いますよ、やるなぁ中華鉄人。

作るのにストレスが無いというのがとにかく素晴らしいっすわ!

JK:量産型だけに、たくさん買ってもらうための配慮かねぇ(笑)。

L:鉋掛け粗方終わったところで気が付いたんですが、股間の棒が一体成型なんですね。
これは削って作り直しときます。

しっくりくるバーが手元に無かったんで、光ファイバーを使いました。
これは周りからの光を集めて先端を光らせるという素材ですよ。

バーとしての使い方だとただの2ミリ丸棒の扱いですが、ライフルの先端に入れると微妙に光って見えるんですよ(側面に穴を開けとく必要はありますが)。
     ね? 微妙だけど。

JK:おお、これはなかなか面白い素材やなぁ。モノアイにも使えそうやね。

L:光の取り込み穴が無いと難しいから、目はしんどいですな。

一応、穴開けチャレンジはしたんだけど無理でした(笑)。

LED仕込む作例はあったけど、ちょっと安っぽい感がするんで、最終的にはHアイズですな。

JK:次はいよいよ水彩画やねぇ。

L:きゃぁ~、初めての体験にドキはムネムネよぉん!

JK:その前に、鋳造表現と鋲は打っとかないとな。

L:じゃぁ、鋳造表現をば。

ラッカーパテにシンナー混ぜて溶きパテを作って、手荒に塗りたくれば出来上がる理屈ですが、後に水彩画が控えているんで溶きパテにアクリルカラーを混ぜて、色も付けておきますわ。

溶きパテの灰色が混ざるから色味は悪くないかも。写真じゃ判りにくいけど。

  
とりあえず平面部分中心にやってみましたよ。

どんだけザラつかせるかの加減もちょっと難しいすな。スケール度外視で荒っぽくしちゃうのも何だし。

JK:まぁ、視覚的にはもう少しざらついてても悪くない気もするけどなぁ。
完成品を直視できないじゃん、オークションは。

必然、完成品の撮影技術にかかる比重が高いわけだけど、かと言って直視と同質まで高めるのはなかなか難しいからなぁ。

ところで鋲はどうなってんだ? どこに付けたんだ?

L:拘るねぇ、鋲に(笑)。付けねぇよ、鋲は。
付けるのが嫌というより、付ける位置に結構センスが問われるんですよ。

そんくらいデザインとしてちゃんと成立しちゃってるんですよ、ティエレンって。

下手な小細工を入れると台無しっぽいんで。

MGクラスになればやりたいんですがね。

JK:う~ん、やっぱ1/144じゃ、オーバーサイズかなぁ。

昔の船なんか、1メートル径の鋲を穿った船とかザラにあるんだが。

L:西暦2300年に1メートル径の鋲って(笑)。

中華帝国だとありそうで怖いよね?

JK:工場ジオラマ作るなら、「足場は竹」は外せないよな(笑)。

L:あれは凄い。アレはある意味中華の意識を如実に物語ってますよな。

JK:人命軽視とか、安全基準が無いとか、な(笑)。

現場立つヤツはまず功夫やっとけや、みたいな。そうそう死なないようにさぁ。

※鋳造表現追加

 

L:すいませんね、白熱灯下で撮影したので、色味がわかりにくいですが。

第一回戦 不戦敗

2007年12月24日 00時50分43秒 | 部活動
エルウッド(L):迷彩も粗方終わったし、長距離用ライフルの銃身延長と、スコープの延長もやったと。

  
後は細かいチェックと、ウェザリングで終わりってかんじ~?

うっひょひょひょ

ジェイク(JK):何だよ? まだやってんのかよ?

L:いやいや、やはり後発で出品するだけにね。

細部まで慎重かつ丁重な仕上がりを求めないとねぇ

JK:ふーん、そりゃ立派な心がけだ。

けど、ヤフオクに出してる奴は必ずと言って良いほど、額のアンテナは尖らせてるぞ?

その辺はもちろん抑えとくべきポイントだろ?

L:え? そうなの? そうだよね、知ってますよ、もちろん。

今からその辺をきっちりやろうと、ね

JK:折らないように慎重に鉋掛けろよ?

L:ふはは! 誰にモノを言うかね?

鉋掛けなんて初歩の初歩っしょ?
赤子の紙オムツ変えるのよりチョレぇ~って、があっ!!

JK:…折れたね。案の定だったね。
約1/3が消えて無くなったね……

L:………、こ、これはアレよ。
敢えて短くしてるのよ

そういう仕様なんですぅ! P○Pみたいなもんなんだもーん!

反対側も今から切ろうとしてるですカラ、だだだだまらっしゃい!

ほらっ! まるで測ったように均等に切れた!



JK:いや、測れよ、先ずは(笑)
てか、尖ってない、ってそもそもの問題は解決してないけどなぁ

L:ウルサいなぁ! 良いんだよ! 結果オーライなんだよ! 無問題っしょ!

………アラ?

JK:今度はなんだよ?

L:…いや、別に?

ちょっとガンカメラが動かない、いや動きにくくなってますが、

いやいや、敢えて堅くしてたりなんかしたのを…

JK:延長したチョンマゲ貼り付けた時、瞬着がくっついたんじゃないの?

流し込みタイプの接着剤使った方が、良かったんじゃねーか、そういう場合はよ。

それも意図的なの?

おい!もそっと慎重にやれよ… 、瞬着の接合部は衝撃に弱いんだからな!

急に力を加えると…ただでも、最近のガンプラはパーツ精度が高い分、薄くて脆いんだし。

L:わかってますよ(笑)

イヤだね、誰にモノを言うかね?
くっ! むっ、うっ! ぐっっっぞぅぅ…………

あ、

カメラとアンテナ………

分離しちゃった……

JK:おま…そりゃ分離じゃなく、最早単なる崩壊だろが(笑)

この馬鹿。最後の最後に致命的な破壊を

L:……まぁ、ガンカメラは飾りだから(笑)

JK:いや、それはちょっと苦しくね?

L:めめめメインは迷彩服とライフルだしね、目の肥えた落札候補者の皆様にあらせらべ
ぅぅう、うわぁあぁん!

JK:最早ゴミだな。出品そのものが愚行だな。

まぁ、せっかく其処までやったんだし、せめて最後まで仕上げておいてやれ

L:ううぅ、こうなりゃ爆釣仕込んで、デュナメス自爆の巻だぁ!

JK:う~ん、それはそれで捨てがたいがなぁ(笑)

しかしまぁ、バンダイに部品請求って手もあるんだしさぁ。

そんなに自暴自棄にならず、取りあえず仕上げろ?なっ。
そして戒めとして飾っておくんだ。

まっ、アレだな。

最初にやるべきことを順序立てて、キチンとやらんとこうなりますよと。身を以て読者様に教えて差し上げたっちゅうことやね。

特に今回のガンダム00HGシリーズのガンダム系は結構手が掛かるみたいだしな?

塗る奴には特に、仕上がりのイメージをきちんと持った上で製作をやらないと。

毎度の事だが(苦笑)、お前は場当たりにあれこれと追加工作したもんだから。

てか、組む前に計画立てずに始めて、途中でその場の思いつきで仕様変更したりしてさぁ。

それで、作業手順が前後したりもしたじゃん。額のアンテナを尖らすのだって、パーツをランナーから切り出した時にやるこったろうが。

んな事は予め決めときゃ、製作時間だって、もっと短縮出来たやろ。

工場現場でも、無理、ムラ、無駄をなくそうって書いてあるぜ。

合理化ちゅーこっちゃね、今後の課題は。

L:ううぅ、俺の10万円が

JK:いやそれはどうだろ(苦笑)

仮に何一つ壊したりしてなくても20円で落札くらいが関の山やろ(笑)

  

てか、良く見ると入札されずに終わる出品の方が大半って印象なんだけどなぁ、ヤフオク。

L:ううぅ、奮発してHアイズまで買って作ったのにぃ。

JK:ま、最初からいきなりまともに作れるとは思って無いしな。

大体、原則的に塗装無用のマスターグレードシリーズの最近作を、パチ組みしてスミ入れしかしてこなかった奴が、いきなり色塗りますだの迷彩しますだの。

下衆な野心と勢いだけで何とかなるほど模型道は甘くもないし、舗装もされてないってこった。

この躓きから、始めようじゃないか? な?

L:ううぅ、手塚先生~、明日は桧(ひのき)になりますぅぅ。

JK:うんうん、それはまんが道だね、道間違ってるからね。

あらぬ方向行ってどうすんだよ。

L:ううぅ、出来たぁ、880円の値打ちすら無い、俺のガンダムデュナメスぅぅ。

狙い撃てねぇぇよォォォ。

JK:うんうん、可は無く不可ばっかりだ。

じゃあ……、

爆釣買ってくるか…。

N:大人模型部 部活第一弾報告

製作物 : バンダイ 1/144 HGガンダムデュナメス

ガンカメラ拡張 ライフル銃身延長 ※共にクリアーパーツ別途用意

各部迷彩風塗装(フィールドブルー)

完成直前に頭部破損のため、仕上げ途中でオークション出品は見送り 

以上。


JK:あ、肩のパーティングライン(笑) L:ううう…