唐突で何なんだけどアレですよ。
レビュー。
例の世界最大の仮想空間ショッピングモールで懇切丁寧に綴られている数多のザ・レビュー。
此処だけの話だけど、アレを鵜呑みにするのはやめれ。話半分、つうか1/3位で聞いといた方が良いですよ。
ホンマどえらいメに合うから。
つうことで、どえらい目ぇに合(お)うてます。
ボクです。
今回の部活は前回からの続きやありません。
TAの続きとちゃうなら今回は何用やと言うと、お気楽に作れる『究極の色プラ』にして『素組みで作らねば失礼に値する』とまでカスタマーに言わせしめる、『MGウィングガンダムver.ka』の御紹介でございます。

今さらver.kaかよ?
しかも『噂の赤』でなくて『ウィングガンダム』かよ!?
心無い突っ込み、ありがとうございます。謹んでスルーさせて頂きます。
そもそもTAは小さいくせにアレコレ手を掛けさせる難儀な奴っちゃと、製作を始めてすぐに気がついてしまいました。
色は当初スプリッター迷彩を考えてましたが、モデルが小さいので(取り敢えず)単色で塗って気に入らなければパターンを追加しようと。
暗く見える部分、影になる所から筆で塗り出しています。
今はこんな感じ。↓

真っ暗でしょ(笑)。塗装の進捗度をイメージすると2%くらい?。
暗→明に塗り重ねていくんだけど、イメージではもっとずっと白っぽくなる予定なんで、今塗ってる色はほとんどが表面に深みを与える為の捨て石になるでしょうな。
そんなこんなで不安が過ぎったわけですよ。
年末年始の貴重なまとまった連休深夜を粗方費やしてもこの進捗率では『絶対』完成しィへん。
せっかくの休みやし安易に6時間くらいで完成するような、それでいてそこそこ見栄えがするヤツを作り、この年末年始の成果として晒し、お茶を濁しときたいと。
まぁそんなワケでTAはほったらかして購入したのが、『MGウィングガンダムver.ka』でした。
背中を押してくれたというか、背後から唐突にドロップキックを食らわせたのが、例の世界最大の仮想空間ショッピングモールで懇切丁寧に綴られている数多のザ・レビューでございます。
評価の高いこと高いこと。
これはきっと素モデリングで十分なんかも。
デカール貼るのがぶっちゃけ面倒(めんど)いくらいの、概ねお気楽に作れるキットに違いないんかも。
買え!、買うべし!、買っちまえ!!
見知らぬ皆様の余りのべた褒めに立ち暗み、意識が戻った時には『まんだらけアメ村店』の下品な紙袋を提げて玄関前に立っていたスタパ斉藤、じゃなくて、ボクでした。
2100円のレシートは棄てましたが。
そそくさと中途半端なTAを箱に戻し、いそいそとニッパーにアートナイフ、100均で買った刷毛塗りタイプの瞬着。
ガンダムマーカーの金とメッキシルバーに、スミ入れ用のリアルタッチペン数本という、いつもの素モデリング用ツール類を用意して、ごっつい箱を開けました。
中身は『色プラ』てんこ盛り。
ビニール袋から取り出したパーツを適当に確認し、先ずは紙質の良い取説を読み流しました。
目算で製作時間は午前0時から始めて4時間×3日って感じ?
いやぁん、お気楽ゥ。
そんな安易な気分で取説の指示通りに作業を始めたボクでした。
軽く3時間が経過し、上半身が大体完成しだした時、それは起こったのでした。

あの時、取説のデザイン画に目をやらなければ、予定通りの時間で安易に完成させることが出来たのにィィィ!!

話を突然変えますが最近のバンダイのキャラクターモデルって、素モデリングでのクオリティーがどれも高いですよな。
HGにしろMGにしろ、色塗りさえも拒絶するほどの色分けや、改修不要の合わせ目ほぼ0な合理的パーツ分割で、概ね誰もがそこそこの仕上がりを約束されてまいますよな。
組立て時の注意点なんて、パーツを『手でもがない』ことくらいでしょ?
特にガンダムSEEDだの00だのという新作は、破綻の無い模型化を前提に元のデザインが起こされてる気さえしますわな。
良く言えばハズレはない(デザインの好き嫌いは抜きで)。
悪く言えば作る面白さが無くて、みんなが同じ仕上がりになるものを作らされてる感がある。
クオリティを求めるエンドユーザーに応えんと頑張ってきた製作サイドの苦労が、10年以上の時間を重ねてこういう立体パズルな形に行き着いたんでしょう。
特に高額なMGなんぞは高い出費を要求する分、誰でもマスター級の仕上がりを享受出来ることを前提に、開発の歴史を歩んで来たと言っても過言じゃない気がします。
『大人組み』を推奨する当大人模型部ではそれを批判する気はサラサラ無いんですよ。
ただ今この時に気が付いたというかね。
MGの全てのキットが、開発の志は同じでもマスター級の仕上がりが約束されてるワケじゃないのよ(笑)と。
組み立てに際しても、ある程度の創意工夫を造り手に要求するような時期が、MGと言えども初期の頃はあったのよと、思うわけです。
で、2003年にリリースされた『MGウィングガンダムver.ka』というキットはというと、製作側と造り手とのコラボがあって始めて完成品として成立する感じなんですな。
要はね、素モデリングだけじゃぁ、かなりいたたまれない結果になると………。
正直言うけどね。軽くやっつけれるチョロい相手と思ってましたよ、ええ。
レビューでは誰一人としてデザイン画は見るなとも、改修したほうが良いとも、舐めて掛かると大変だとも言わなかったしさ。
ところがどうよ。違うじゃん!! デザイン画と違うじゃんか!!
けっこう一目見て解っちゃうくらい違うじゃんか!!
パッケージアートはキット準拠なんで誤魔化したつもりなんだろうけどさ!
デザイン画と完成品が違うっちゅうんだって!!
そりゃね、今までボクがMGで組んだのは、∀だのストライクフリーダムだの、ノワールだのインパルスだの、要は最近リリースされた素モデリング推奨キットばっかりだったからね。
どれも切ったの貼ったが必要無かったからね、真面目な話。
お気楽なモノばかりを易々と作ってきたボクへの罰かね?
金払って罰当たってりゃ世話無いやん。
やりますよ。2100円勿体ないじゃん。
こりゃきっと神様が与えて下さった試練。
ボクにマトモな模型ヤーになれよという、天よりの啓示よ。
つうわけで、やりますよ、改修。
切るし貼るさ! あまつさえ塗るし、盛ったりもするさ!
勿論、成型色をとことんキープしながらもそれらをやり切る予定さ!
ああ、続くさっ!!
レビュー。
例の世界最大の仮想空間ショッピングモールで懇切丁寧に綴られている数多のザ・レビュー。
此処だけの話だけど、アレを鵜呑みにするのはやめれ。話半分、つうか1/3位で聞いといた方が良いですよ。
ホンマどえらいメに合うから。
つうことで、どえらい目ぇに合(お)うてます。
ボクです。
今回の部活は前回からの続きやありません。
TAの続きとちゃうなら今回は何用やと言うと、お気楽に作れる『究極の色プラ』にして『素組みで作らねば失礼に値する』とまでカスタマーに言わせしめる、『MGウィングガンダムver.ka』の御紹介でございます。



今さらver.kaかよ?
しかも『噂の赤』でなくて『ウィングガンダム』かよ!?
心無い突っ込み、ありがとうございます。謹んでスルーさせて頂きます。
そもそもTAは小さいくせにアレコレ手を掛けさせる難儀な奴っちゃと、製作を始めてすぐに気がついてしまいました。
色は当初スプリッター迷彩を考えてましたが、モデルが小さいので(取り敢えず)単色で塗って気に入らなければパターンを追加しようと。
暗く見える部分、影になる所から筆で塗り出しています。
今はこんな感じ。↓




真っ暗でしょ(笑)。塗装の進捗度をイメージすると2%くらい?。
暗→明に塗り重ねていくんだけど、イメージではもっとずっと白っぽくなる予定なんで、今塗ってる色はほとんどが表面に深みを与える為の捨て石になるでしょうな。
そんなこんなで不安が過ぎったわけですよ。
年末年始の貴重なまとまった連休深夜を粗方費やしてもこの進捗率では『絶対』完成しィへん。
せっかくの休みやし安易に6時間くらいで完成するような、それでいてそこそこ見栄えがするヤツを作り、この年末年始の成果として晒し、お茶を濁しときたいと。
まぁそんなワケでTAはほったらかして購入したのが、『MGウィングガンダムver.ka』でした。
背中を押してくれたというか、背後から唐突にドロップキックを食らわせたのが、例の世界最大の仮想空間ショッピングモールで懇切丁寧に綴られている数多のザ・レビューでございます。
評価の高いこと高いこと。
これはきっと素モデリングで十分なんかも。
デカール貼るのがぶっちゃけ面倒(めんど)いくらいの、概ねお気楽に作れるキットに違いないんかも。
買え!、買うべし!、買っちまえ!!
見知らぬ皆様の余りのべた褒めに立ち暗み、意識が戻った時には『まんだらけアメ村店』の下品な紙袋を提げて玄関前に立っていたスタパ斉藤、じゃなくて、ボクでした。
2100円のレシートは棄てましたが。
そそくさと中途半端なTAを箱に戻し、いそいそとニッパーにアートナイフ、100均で買った刷毛塗りタイプの瞬着。
ガンダムマーカーの金とメッキシルバーに、スミ入れ用のリアルタッチペン数本という、いつもの素モデリング用ツール類を用意して、ごっつい箱を開けました。
中身は『色プラ』てんこ盛り。
ビニール袋から取り出したパーツを適当に確認し、先ずは紙質の良い取説を読み流しました。
目算で製作時間は午前0時から始めて4時間×3日って感じ?
いやぁん、お気楽ゥ。
そんな安易な気分で取説の指示通りに作業を始めたボクでした。
軽く3時間が経過し、上半身が大体完成しだした時、それは起こったのでした。






あの時、取説のデザイン画に目をやらなければ、予定通りの時間で安易に完成させることが出来たのにィィィ!!

話を突然変えますが最近のバンダイのキャラクターモデルって、素モデリングでのクオリティーがどれも高いですよな。
HGにしろMGにしろ、色塗りさえも拒絶するほどの色分けや、改修不要の合わせ目ほぼ0な合理的パーツ分割で、概ね誰もがそこそこの仕上がりを約束されてまいますよな。
組立て時の注意点なんて、パーツを『手でもがない』ことくらいでしょ?
特にガンダムSEEDだの00だのという新作は、破綻の無い模型化を前提に元のデザインが起こされてる気さえしますわな。
良く言えばハズレはない(デザインの好き嫌いは抜きで)。
悪く言えば作る面白さが無くて、みんなが同じ仕上がりになるものを作らされてる感がある。
クオリティを求めるエンドユーザーに応えんと頑張ってきた製作サイドの苦労が、10年以上の時間を重ねてこういう立体パズルな形に行き着いたんでしょう。
特に高額なMGなんぞは高い出費を要求する分、誰でもマスター級の仕上がりを享受出来ることを前提に、開発の歴史を歩んで来たと言っても過言じゃない気がします。
『大人組み』を推奨する当大人模型部ではそれを批判する気はサラサラ無いんですよ。
ただ今この時に気が付いたというかね。
MGの全てのキットが、開発の志は同じでもマスター級の仕上がりが約束されてるワケじゃないのよ(笑)と。
組み立てに際しても、ある程度の創意工夫を造り手に要求するような時期が、MGと言えども初期の頃はあったのよと、思うわけです。
で、2003年にリリースされた『MGウィングガンダムver.ka』というキットはというと、製作側と造り手とのコラボがあって始めて完成品として成立する感じなんですな。
要はね、素モデリングだけじゃぁ、かなりいたたまれない結果になると………。
正直言うけどね。軽くやっつけれるチョロい相手と思ってましたよ、ええ。
レビューでは誰一人としてデザイン画は見るなとも、改修したほうが良いとも、舐めて掛かると大変だとも言わなかったしさ。
ところがどうよ。違うじゃん!! デザイン画と違うじゃんか!!
けっこう一目見て解っちゃうくらい違うじゃんか!!
パッケージアートはキット準拠なんで誤魔化したつもりなんだろうけどさ!
デザイン画と完成品が違うっちゅうんだって!!
そりゃね、今までボクがMGで組んだのは、∀だのストライクフリーダムだの、ノワールだのインパルスだの、要は最近リリースされた素モデリング推奨キットばっかりだったからね。
どれも切ったの貼ったが必要無かったからね、真面目な話。
お気楽なモノばかりを易々と作ってきたボクへの罰かね?
金払って罰当たってりゃ世話無いやん。
やりますよ。2100円勿体ないじゃん。
こりゃきっと神様が与えて下さった試練。
ボクにマトモな模型ヤーになれよという、天よりの啓示よ。
つうわけで、やりますよ、改修。
切るし貼るさ! あまつさえ塗るし、盛ったりもするさ!
勿論、成型色をとことんキープしながらもそれらをやり切る予定さ!
ああ、続くさっ!!