昨日、外出した帰りに道端で桜の花を携帯のカメラで撮影している男性を見かけた。この惨事の中にある・・ささやかな喜び、楽しみ。探せば大げさな事ではなく何気ない所に沢山潜んでいるのかもしれない。TVのスイッチを入れるとどうしても震災の事が気になりそこに意識が集中してしまいがちになる。被災者の安否や復興状態を気にかけるのは当然の事だけれども、このような状況だからこそささやかな喜びや楽しみを大事にしたい。ちょっとした出会いや仲間との何気ない会話等々。震災の後猫の手(肉球)の写真集を持ってきておいてくれている人がいる。その写真の猫が昼寝をしている風景やかわいい肉球を見ていると穏やかな気持ちになる。苦しい時だからこそささやかな喜びや楽しみを大切にしていきたい。そして自らにも癒しの手当てを。