ワークショプの中には、幼いころの自分と会話する・・という方法がある。理由は分からないが私には『幼いころの自分』と『今の自分』と会話するイメージがまるでわいてこない。それぞれが別人という感じがし、会話(接点)は出来ない無い感じがして結局ワークを展開しなかった。接点を取るには同じラインの上にいなければならないと思うが、どうもそのラインが違っている感じがする。それは直線でつながっていない感じで、どこかで位置が変わっているような・・・自分が変化してきているせいかもしれない。ゲシュタルト療法的に言えば・・玉ねぎの皮を沢山むいてしまったからかも。
93歳、現役で一人暮らしをしている吉沢久子氏著の『前向き』にある『今とは世の中も私自身もだいぶ違います。』という文章を読んで、幼い頃の自分と会話が出来なかった事を思い出した。
私にとってはとてもとても遠い日の出来事になってしまっているのかもしれない。