成田幸子・・・宇宙、自然、私

今そして流れの中で

動きながら・・・

2014年02月11日 16時12分43秒 | 感じるままに

 

松陰からの学び・・・から

やろう、とひらめく。

そのとき「いまやろう」と腰を上げるか、「そのうちに」といったん忘れるか。

やろうと思った時に、なにかきっかけとなる行動を起こす。それができない人は、

いつになってもはじめることができない。むしろ次第に「まだ準備ができていない」

という思い込みの方が強くなっていく。

いつの日か、十分な知識、道具、技術、資金、やろうという気力、いけるという予感、

やりきれる体力、そのすべてが完璧にそろう時期がくると、信じてしまうのだ。

だがいくら準備をしても、それらが事の成否を決めることはない。

いかに素早く一歩目を踏み出せるか。いかに多くの問題点に気づけるか。

いかに丁寧に改善できるか。少しでも成功に近づけるために、できることは

その工夫しかない。

良く行動する人は、知識は必要最低限でいいと考える。

なぜなら実際に動く前に、わかることなんてほとんどないと知っているからである。

だからよく失敗する。だがそれで「順調」だと思っている。

そのように私たちの脳は、自分の行動をうまく正当化するようにつくられている。

小さくても、「一歩を踏み出す」という行為さえ続けていれば、「なぜこれが正し

いのか」脳がかってに理由を集めてくれる。

吉田松陰は、行動につながらない学問は無意味だと考えた。

大切なのは、不安をなくすことではない。

いかに早く、多くの失敗を重ねることができるか。

そして「未来はいくらでも自分の手で生み出すことができる」という自信を、

休むことなく生み続けることなのである。

 

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